こんにちは!
【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃
4月12日(金)クラシック・コミュニティ横浜様にて、毎月恒例の『創作クラブ』を開催いたしました。
今月の作品は、新聞紙と雑誌でつくる“パリコレアート”👗👠👜
パリコレに出展されているような鮮やかでちょっと不思議なお洋服を、ご入居者の皆さまにはデザイナーになった気持ちで制作して頂きました!
創作クラブは昨年の5月からスタートしました🌱
約一年間ご入居者さまと接していく中で、皆さまの制作に取り組む姿勢や、作業のスピードなどを間近で拝見させて頂きました。
参加されている方の中には認知症を患っている方もおられたため、私が考案したプログラムの中で比較的簡単なものを提供したり、従来の手順を少し減らしたりして行っていました。
しかし一方で手際よく制作を進められ、余ってしまった時間を手持ち無沙汰に過ごされている方がいらしたことも事実でした。
主宰している造形教室もそうですが、参加している全員が同じスピードで作品を完成させることはまずありません。
そこは重々承知の上で、参加者さまの様子や「このお教室(講座)はこれから何を目指していきたいのか」を判断材料にして、何に照準を絞っていくか考えます。
創作クラブについては
作品の難易度を上げよう
という結論に至りました。
難易度を上げると、ひとつひとつの作業に時間がかかって次の工程に進めない方が出てくる可能性もあります。
やり方が解らなくて違うことをしてしまう方もいるかもしれません。
私はそれで良いと思いました。
見映えのいい作品を仕上げて賞賛をもらうことよりも、ゆっくりでも間違っていても“自ら考え集中して取り組むこと”が創作クラブでは大切なのではないかなと感じました。
そしてそれが様々な面で、ご入居者さまのくらしに笑顔を増やすことに繋がると思いました。
そんな色々な考察があって、今年度から少し難易度を上げた作品を提供させて頂いています😌
その第一弾となるのが上記の“パリコレアート”でした。
作品のお写真だけでは分かりにくいですが、この作品いつもの倍の工程があるんです!
一番の難所(?)はお洋服の形を考えて切り出すところ☝️
皆さん一様に頭を抱えていらっしゃいました(笑)
始める前は「どんな反応がくるかな…」と私もドキドキしていたのですが、講座が終了する頃には色も形も異なる素敵なお洋服がたくさん🎵
障害や病気をお持ちでもご高齢でも、皆さん素晴らしい可能性を秘めているんだなと、お教室や講座を開催するたびに思います。
(この“可能性”は「絵や工作がうまい」といったことだけではありません)
アートで何がどこまで出来るのか
皆さまの胸をお借りしながら、これからも探求していきますっ✨
バリアフリー造形教室みんなのアトリエ
白瀬 綾乃
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