こんにちは!
【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃

今度の土曜日は上矢部地区センター様にて『はじめてのイラスト講座』開催です!
「お申し込み受付中」の内容でブログを書こうと思っていたのですが、この講座、なんと受付開始の1日で定員に達してしまったそうで❗️
更にキャンセル待ちの方もいらっしゃるとか…ひえ~っっっ😱


今回が記念すべき第1回目となるため、皆さんがどんなイラストを希望されるのか分からなかったので、事前の見本にはタイプの異なる作品を提出させて頂きました。

こんな感じのと↓↓↓

こんな感じの↓↓↓

この講座は「ひとりひとりのサインも考える」というお楽しみがあるので、見本にも2種類のサインを使ってみました🎵

実はお申し込み下さったお子さんの大半が、1枚目の少女漫画風のイラストを見て「これが描きたい!」と応募して下さったとのこと。
やはり【漫画】って強いんですね~✊️


私は今でこそ、この講座や『こみっくクラブ』の主宰をさせて頂いていますが、幼少期は漫画に全く興味がありませんでした。
●保育園時代の夢は“画家”
●好きな芸術家は“ルノワール”
●好きな遊び場(?)は“箱根彫刻の森美術館”
といった子供だったので、漫画がどういったものなのか知らず、読んでみたいという気持ちも起きなかったのです。

転機は小学3年生のとき。
周りの友達のほとんどが漫画雑誌を読んでいました。
(当時人気だったのは『りぼん』や『なかよし』、男子は『ジャンプ』だったかな?)
友達が話している内容が気になって、生まれて初めて漫画雑誌を購入。
ドキドキしながらページをめくると…

もう衝撃を受けましたっ!!!
こんな世界があるのかとっ!!!

まず絵がお話になっていることにびっくり!
当時の私は「絵は一枚の紙の中におさめて完成させるもの」と思っていたので、一枚の紙(ページ)を区切って何個も絵があって、更にそれに文字(ふきだし)があってお話を読んでいくスタイルに驚き😳

そして何より絵の可愛らしさにびっくり!
ルノワールの描く女の子とはあきらかに違う女の子!(笑)
キラキラしていてとっても可愛い💕
一発でハマりました😅

それから毎月かかさず漫画雑誌を購入するようになって、お気に入りの漫画家さんもできて「読むだけじゃなく、描いてみたいなぁ…」と思うように。
初めはノート(自由帳ではなく罫線がしっかり入ったやつ💧)に鉛筆で、コマ割りもよく分かっていない状態で、ただ四角い枠を並べて女の子の絵と台詞を描いていました。

そのうち鉛筆がボールペンへと変わり(当時の私にとってはかなりの進化でした(笑))、漫画雑誌のコマ割りや効果などを真似っこしてちょっと変化をもたせたり。
子供なりに一生懸命、研究していたのだと思います。

小学4年生のときに、プロの漫画家が使用するつけペンや原稿用紙を母からプレゼントされたことがきっかけで「将来は漫画家になりたい!」と考えるように。
長編の作品も描いたし、新人賞に応募したりもしていました。

社会人になってからは紆余曲折あり、漫画家の夢を実現することはありませんでしたが、巡りめぐって40歳で『こみっくクラブ』の主宰をすることに!

いやー人生って本当に分からないもんですね…💦


母がプレゼントしてくれたつけペンセットは今でも現役で使っているんです。
ダメになってしまったペン先も何本かありますが、残りのペン先とペン軸(若干ヒビ割れているのですが、使い慣れているので替える気がおきない)で描き続けています。

実は私の母はだいぶ早くに亡くなってしまったので、このつけペンセットはいわば“形見”のようなもの。
私の漫画への情熱にいち早く気が付いて、夢中になって取り組める環境を与えてくれたことに、本当に感謝しています。

『はじめてのイラスト講座』や『こみっくクラブ』、そして『みんなのアトリエ』を主宰している現在の私を見たら、母はなんて言うかなぁ…
そんな事も考えながら、日々、お教室や講座を開催しています。


土曜日の『はじめてのイラスト講座』にご参加下さるお子さんも、ひとりひとりに絵やイラストに対する“想い”があると思います。
どんなに小さな想いでも、そこから何かにつながる可能性が充分にあると思うので、大切に受け止めていきたいなと思います😊



バリアフリー造形教室みんなのアトリエ
白瀬 綾乃

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