大学を卒業して一段落した頃に、大学の友人と信州にゴルフをしに行く事が有った。何故信州かというと、U田氏が蓼科に別荘を持っていたからである。その頃は余り気にしてなかったが、後に蓼科に別荘を持っているという事がどんな事なのかが分かった。いわゆる庶民には、知ることの出来ない世界だったのである。その後バイクツーリングやバンド合宿でお世話になった。今でも良い経験をさせていただいたことに感謝している。

 

蓼科でのゴルフの思い出といえば、まだその頃ゴルフを始めたばかりで、ひたすらプレーをしていた記憶しかない。コースのレイアウト、景色、何一つ記憶にない。これまでのスコアカードを保存しているが、ファイルから紐解いてみると、鹿島南蓼科ゴルフコースを平成4年8月23日と平成5年(こちらはいつかわからない)の2度プレーをしている。1泊2プレーでもうひとつは望月カントリークラブ、望月サニーカントリークラブに行っていた。

 

平成4年となると今から25年前になる。ゴルフを始めたのが平成2年ごろだから、まだこの頃は百獣の王の時代である。U田氏はゴルフが上手で雲の上の人、T山氏からはハンディをエブリワンもらっていた。ライバルのI田氏とはライバルといいながら、3回に1回勝てるかどうかで、かなり分が悪かった。要は一番下手糞だったのである。

 

そして、今年リベンジに再び鹿島南蓼科ゴルフコースへ帰ってきた!と聞こえはいいが、今回プレーしてみて殆どコースを覚えていなかったというか、全く初めてのコースだった。

いまや全盛期は過ぎて、ボギープレやーである。スコアは平凡だったが十分楽しめたと思う。今になって思えばけっこう狭かったんですね。OBにならなくても林に入ると木が立て込んでいるので思わぬトラブルになる。フェアウェイは柔らかいのでいたるところにターフがある。25年前とは全く違う目線でコースを見ているんだと思った。

ライバルのI田氏は87を出して、しっかりリベンジしていました。