4)城山温泉
 若い頃であれば、続けてもう一軒くらいは行けただろう。自分でも許容量はある程度分かっているので、ここで温泉休憩を挟む。坂出の山下うどん店のちかくに「城山温泉」がある。温泉と言っても特徴はあまりないが、サウナがあるので汗をかいて腹ごなしをしよう言う算段だ。



 受付を済まして、歩いていくと風呂の入口にある「黒酢ドリンク、1杯100円」が目についた。お金を投入して飲もうとしていたら受付からスタッフのおばちゃんが走ってくる。「お客さんお釣り忘れてますよ〜。」入場券を自動販売機で買うシステムだが、どうやらおつりを取り忘れたらしい。そう言えば、600円の入場券を千円札で買ったのを今更ながら思い出した。親切な人が多いと気持ちが和む。 

 サウナで汗を流し、水分をとっていたら「ソフトクリーム」が欲しくなった。スマホで検索したら近所に「ポン菓子千住」のソフトが美味いとの情報を得た。行き当たりばったりも一興である。休憩もそこそこに向かう。出口で缶ビールを飲んでるおじさんに話しかけられた。「四国一周してるんすか?」倉敷ナンバーの原付だから珍しいのだろう。「いえ、この近所だけです。」

5)ポン菓子千住
 

 本当にこの辺りはのどかな所だ。バイクで5分程走るとお店に着く。愛想のいいお店の奥さんらしき人が「今日は暑いですね〜、が挨拶代わりになるくらい、ホンマに暑いですね〜。」ソフトクリームは独特のコクがあってとても個性的。濃厚で美味い。これは当たりだ。思わず当たりを眺めると先ほどいた城山温泉が遠くに見えた。






6)なかむらうどん
 いよいよ丸亀まで足を伸ばす。本日3軒目となるうどん店。昔、店の奥の畑にあるネギをお客がとってきて自分で切って食べるシステムだった伝説の店。今は代替わりしているようでご兄弟でされている。弟さんの方は丸亀の町の方で姉妹店を出されている模様。どちらも大人気店だ。入店すると入口で注文を聞かれる。奥でご主人がうどんを打っている。横の釜でうどんが茹で上げられていく。最初は随分まどろっこしいと思いながら見ていたが、段々と丁寧な作業に心が吸い込まれていく。



 全て手作業でしてる事に感動すら覚えた。このうどんを食べられるのは本当にありがたいと思うようになっていった。「ぶっかけ小」を注文した。後から来た女性が「ぶっかけ大」を頼んでいたので、店員のおねーさんが何度も確認してくる。そんなに大食いに見えるか?ここで食べたうどんは、やや細めだが、つるりとした上品さがあって個性的である。ちくわの天ぷらも大味でない優しい味だ。



坂出、高松方面へ戻る。こちらからは奇麗な讃岐富士を拝む事が出来た。