$うえまさのニッキ

 わんこそばは岩手県盛岡の名物だが、他所で食べられるところはあまり無い様だ。わんこそばをいつかは食べたいと思っていたが、なかなかその機会に恵まれなかった。盛岡まで行くのは大変だから、せめて東京に行ったときにと思っていた。東京だったらどんな店でもあるだろうと思えたからだ。調べてみたら、関東圏に一軒だけあった。意外とないものだと思った。

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 わんこそばの店「たち花」は東急東横線の東白楽と言う駅から歩いて2~3分の所にある。結構人気店のようで予約をした際に、時間が折り合わず難儀した。団体さん、グループが多く来られるようだった。行ってみたら席が結構空いているのでそうでもないかと思ったが、わんこそばは人手と手間がかかるようで、2グループ面倒見るだけでも結構大変そうだった。

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 最初にシステムを説明される。テレビ等で予め大体の事は分かっていたので飲み込みは早かった。そばは途中で飲み込めなくなったけど…。止めるときはその時言えばいいそうで、そばを入れられる前に蓋をしないといつまでも止めてくれない、なんていじわるは無い様だ。結構汁(おつゆ)が散るので前掛けをして下さいとのこと。(念のためぐらいかと思っていたが実際、相当汁が散りますから。)

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 何杯食べたか数を数えるために「おはじき」が用意されている。5杯食べたら一個テーブルの上に並べていく。男性は100杯以上、女性・小学生は80杯以上で記念品がもらえる。100杯以上ってどれくらいなんだろう?確か何十杯で盛りそば一枚とか説明してくれていたが、見当がつかない。大食いは歳も歳だし、もう頑張るところではないからあまり真剣には聴いてなかった。

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 最初に天ぷら、一品物、薬味が運ばれてくる。天ぷら食ったらますます食べられないだろうと思ったので、食べないでいたがこれが最後には助け舟になるとは。薬味等があることで、マンネリがリセットされ何とかまた前に進めるのだ。そばだけだったら途中で飽きてしまう。

「じゃん、じゃん、」という掛け声と伴に、お椀にそばが投げ込まれる。最初はどんどん杯が進む。50杯目を過ぎたころから、これはもうやばいかなって感じになってきた。丁度70杯目の頃に喉に詰まってこれ以上は要らないという状態になる。涙目になって戻しそうになる。担当のおばちゃんが、「水飲んだ方が良いよ。」と言ってくれる。ここで一口食べた天ぷらで生き返ることになる。そばの味がしだしたのだ。気が付いてみればそばは無味乾燥、ただ飲み込んでいただけだったようだ。

 80杯を過ぎたころから100杯を意識し出した。ここまで来たら行くしかない!満腹はとうに過ぎていたが、「一度休んだらもう食べれなくなるよ。」とおばちゃんが言っていたので、じゃん、じゃん行くしかなかった。

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 丁度100杯で打ち止め。何を頑張ってるんだ?と思われる貴兄も多いでしょう。でも実際初めて見ると頑張らざるを得ない空気なのだ。これがわんこそばたる所以だろう。暫くはそばは結構です。ちなみに、最高記録は561杯だそうだ。想像もつかない…。

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