先日の日曜日に、衆議院選挙の期日前投票に行ってきた。30日の投票日には用事があるので、予め投票できたのはありがたかった。たいした用事ではないのだが、実は前回の投票(倉敷市議会選挙)で、チョンボをやらかしたので、今回はきっちり投票しておきたかった。
前回の選挙の時は、投票日当日に用事があったが、済ませてから投票しようと思っていた。ところが、家に帰ってから身体の調子が悪くなったので、横になっていたらそのまま寝てしまった。起きた頃は既に夜も更けていて、投票時間はとうに過ぎていたのである。20歳で選挙権を貰って以来、一度も棄権することなく投票してきただけに、この棄権はとても悔やまれた。
それにしても、期日前投票はやりやすくなったと思う。投票に来た人にスムーズに投票が出来るように配慮がしてあり、なんらお咎めも無いからである。
25年ほど前の話。当時学生だった自分は千葉県柏市と言うところに住んでいた。選挙権をもらって、初めての選挙が衆議院選挙と言う事で、投票したかったが丁度その日はサークルの合宿があって、都合がつかない。残念だなぁと思っていると、期日前投票も出来る旨が書いてある。そこで、市役所に出かけて投票する事にした。
当時は今のように期日前投票の特別な場所も設置されておらず、役所の事務スペースの一角に案内された。そこで待っているとやってきたのは40歳くらいのおじさん、「あんた、理由は何かな?」と聞かれる。
「その日はこっちに居らんのです。」
「なんで?旅行?」
「旅行みたいなもんです。」
「旅行じゃ理由にならんよ。困ったなぁ~。」
徐に不在者投票の申込書(当時は期日前投票と言わず不在者投票と言っていた)を出してきて、
「ここに理由を書かないといけないんですよ。ちゃんとした理由をね。個人的な用事じゃ駄目なんです。」
「・・・・・。」
もう駄目かと思ってあきらめかけた時、
「研修か何かということにして・・・。」
「はい、ありがとうございます。」
担当の人の計らいで何とか投票する事が出来たが、手続きが大変だった事は覚えている。また、今のように大勢の人が訪れている気配も無かった。
調べてみると平成15年の公職選挙法の改正により現在のように大幅に簡略された模様だ。今の期日前投票の仕組みであれば、簡単に投票が出来、理由も勿論そんなに厳しく問われない。是非、皆さんも選挙当日に用事があって煩わしい場合など、この制度を活用されてはいかがでしょう。

