昔、総会屋なる仕事師が存在した。(今もそうなのか分からないが。)総会の大変さを知れば、それは大事である。何せ、総会で承認が得られなければ、会務は前に進んでいかない。出席者と委任状の数がある一定以上なければ総会は成立しないので、まず、其処からはじめないといけない。まして、会が紛糾したり、賛成を得られなかったりすれば、振り出しに戻されてしまう。恙無く終わるのを開催側は願っている。
それにしても、恙無く(何の問題も無く)進行していく総会はつまらない。決められたことを皆が文句も言わず承認していく様は、単なる儀式であるかのようで、単調で刺激が無い。だから、殆んどの人がこんな会には来なくても良いと考えるようになる。でも実は、この総会を開くというのはとても重要な事であって、自分たちのお金がどのように使われているかをチェックしたり、人事に文句を言えるいい機会なのである。ただし、信頼している執行部が行っている会務には、一々言うこともないので、イエスマンになってしまう。
開催する側も少しでも総会に出席してもらえるよう努力をしないといけない。懇親会や講演会を併設したり、出席者に「おみやげ」なるものを渡してみたり・・・。もし仮に100%委任状だけになってしまうと、好き放題しても良いという事になる。事あるごとに「総会」の重要性を説いて回っているが、総会をヤル側になってみて初めて分かるものなのかもしれない。
