最近の閉塞感はなんだろう?政治は信頼をなくし、経済も行き詰っている。政治家はもう少し希望のあるビジョンを示さなければならないだろう。確かに財政が苦しいかもしれないが、苦しい先に未来が見えれば我慢も出来るというものだ。目先の事ばかりに終始して、人を納得させるほどのカリスマ性もなければ誠実さも感じられない。


景気が悪いと、真面目な人に皺寄せが来る。ずる賢い奴はこういう御時勢でもしっかりと稼いでいる。こつこつとやって来た人は、要領が悪いとかでなく、相手のことを考えてしまうから、景気と一緒に沈没してしまうのだ。


どこを見て政治をする?派遣切りで仕事がなくなった人達に、就職を斡旋するのが政治ではなくて、そういった社会の構造を変革していくのが政治である。とりあえず、派遣村の人に交通費を支給するのは良しとしよう。(まぁ、ここにいる人だけにして、地方にいる人には何にもないというのもおかしな話だが・・・。)その後の対策は?どうやって雇用を促進させる?景気がよくなれば雇用も増えるから先ずは景気対策だ!?なんていってる余裕は無いと思う。


高度成長期であれば企業に厚生年金、健康保険などの負担を強いてきても、余りある収益があったかもしれない。正規雇用がそればかりで圧迫されたわけではないかもしれないが、正規雇用が企業にとって負担になってきたのは事実である。そこで生まれたその場しのぎ的な「派遣」と言った曖昧な就労形態が、そもそも問題なのである。


派遣の人の管理はどこにあると思います?派遣の人が会社で問題を起こした時の責任者は誰だと思いますか?以前、うちにも派遣会社の営業の人が来て、しきりに雇用してくれと言ってきた事がある。患者さんの個人情報の管理について、派遣の人のがもし何か問題でも起こした場合、責任は院長にある。これは良いとしよう。然し、その為の指導や管理は派遣会社にあって、院長が指導したり懲罰を科す事はできないという。なんだか曖昧でよく分からなかった。これはまるでお互いが、就労者の管理の責任を擦り付けている様なものではないのかと思ったりしたものだ。


派遣とはあくまでも一時しのぎであって、正規のものではない。今の、派遣切りの問題の根本は、この就労形態を黙認し促進してきた政治の責任ではないかと思う。