今回は昔話 桃太郎について色々書きたいと思います🍑

以前犬山城に行った時も犬山に桃太郎神社というものがあったりと、日本各地に桃太郎発祥の地というものが存在するようですが、桃太郎といえばやっぱり岡山!というイメージがありますよね!
岡山には桃太郎の元になったと言われる温羅伝説というものがあるんです。簡単に話をまとめてみます。。。


百済から渡来してきた「温羅」という巨人が吉備の新山に居城を構え、村で暴れ廻り、女子どもをさらっては釜ゆでにして食べているらしい。
噂を聞いた大和朝廷は、武勇の誉れ高い「大吉備津彦命」を吉備国に派遣。ついに温羅を退治する。
はねた温羅の首を吉備中山の西麓(吉備津神社御竈殿の下)に埋めるも、首は13年もの間うねり声をあげ続ける。
ある日夢に出てきた温羅が言うには鬼に間違われて仕方なく山に逃げ込み暮らしていたが、里の人に自分が作っていた鉄製の農具や漁具をあげるようになってからは良好な関係を築いていたのだと言う。
吉備津彦は自分の罪を悔いた。そして温羅は「妻の阿曽姫に御竈殿の火を炊かせれば、釜を鳴らして吉凶を占おう」と告げた。



この温羅というのが鬼のモデルだと言われています。
この銅像は岡山駅にある温羅の銅像ですが、普通に百済からきた巨人って本当にありえそうな気がします。格闘家のチェホンマンがイメージで沸いてくる。。。
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そしてきびだんごの「きび」が地名の吉備から来ているというのを、今回初めて気がつきました!
たての看板に吉備団子と書かれてます。
今までなんとなくさとうきびのきびだと思ってた。。。
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温羅が住んでたとされる鬼ノ城
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あと吉備津神社には鳴釜神事という特殊神事があり、例の伝説で温羅が吉凶を占って釜を鳴らすといった通り、祈願したことが叶えられるかどうかを釜の鳴る音で占う神事が今も行われています。
吉備津神社行ったのに釜を見るのを忘れましたー

伝説には途中ぶっ飛んだくだりもありますが、なんとなく信憑性が高いと感じました。

観光案内所でこの絵本をもらい、勉強してから色々巡ったのでかなり楽しかったです。
岡山で桃太郎巡りする時は是非岡山駅の桃太郎観光案内所で絵本をgetしてくださいね
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ここからは神社の写真を貼っていきます。
吉備津神社
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占い
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吉備津彦神社
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怪しい桃太郎像
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桃のおみくじかわいい🍑
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絵馬も桃です🍑
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吉備津神社と吉備津彦神社がありますので、お間違いなくー