1987年 日本テレビ、セントラルアーツ
監督
長谷部安春
脚本
岡 芳郎
プロデューサー
岡田晋吉
黒澤 満
初川則夫
伊地智啓
撮影
宗田喜久松
小西泰正
安田圭
照明
井上幸男
照明助手
斎藤志伸
録音
酒匂芳郎
美術
木村光之
編集
山田真司
スクリプター
桑原みどり
スチール
三村和仁
プロデューサー補
服部紹男
氏家英樹
助監督
伊藤裕彰
上山 勝
鳥井邦男
音楽
志熊研三、Linda Henrick、小林信吾、Kohhy
音楽監督
鈴木清司
技斗
高瀬将嗣
カースタント
カースタントTAKA
舘 ひろし
浅野温子
仲村トオル
山西道広
ベンガル
御木 裕
石山雄大
秋山武史
海 一生
監物房子
加藤大樹
伊藤洋三郎
長谷部香苗
衣笠健次
川田あつ子
飯山弘章
松山鷹志
別所哲也
中条静夫
柴田恭兵
よく、この作品は別所哲也ゲストと紹介されるが、別所は脇の脇。
メインゲストは川田あつ子さんと飯山弘章さんだ。
飯山さんは大追跡からの柴田恭兵さんの常連。キッドブラザーズ繋がり。
恭兵さんと飯山さん、トオルさんのコミカルなエピソードと
舘さん、川田あつ子さんの刑事とメインヒロインのやりとりのエピソードが同時平行で進む。
あぶない刑事のテレビの面白い所は一つの事件を一回で追うのではなく、二つのエピソードが同時に進み、やがて全く別の二つの事件が一つに繋がるという進み方を、させる傾向が多いことにある。
あとは、映画はストーリーよりアクションで大味迫力勝負だが、
テレビは事件、人間ドラマも面白くして、ライトハードボイルド、ハードボイルドアクションにおとしこむので、作品のバランス感覚が絶妙なのが凄い。
この回は、メインの長谷部安春監督の熟知した演出が最高にあぶない刑事している。流石長谷部さんだ。
飯山弘章さんも川田あつ子さんも魅力的だ。
ゲストの良さやストーリーの良さは岡芳郎さんの実力だ。第二シリーズで柏原さん大川さんが、忙しくて数かけない中、名作を連打した理由がこの作品に凝縮されている。
岡芳郎さん良い。勝手にしやがれヘイブラザー、刑事貴族シリーズ、狙撃the shootistシリーズ、も、とても良かった。はみだし刑事に入ってくれたのも良かった。岡さんの情熱系をいかしながら抑えた回があるから、はみだし刑事も見たいと思える。
この回は、なにより、港署の人たちが最高に港署、鷹山大下が最高にあぶない刑事だったりする。
流石、長谷部さんだ。