こんばんは。


僕は発達障害者です。


自閉傾向がかなり強いと主治医からも言われています。


他人に強い興味や関心が抱けないし、周りの人の気持ちが読みにくいのです。


そんな僕が、なぜ、医療従事者として、それなりに大きな組織の中で、それなりの立場で、仕事ができているのか。


それは、ひとえに良きパートナーのおかげです。



ASDやADHDの他、強迫性障害や双極性障害など、多様な特性?を持つ僕にとって、一番やっかいなのは、認知の歪みです。


つまり、物事や事象を客観的に受け止められないんです。


主観的な受け取り方しか出来ないんです。


例えば、誰かが何かを言った時、「あれは自分に向けた敵意の表れだ」とか「自分に向けた遠回しな非難に違いない」と言った具合に、被害的に捉えたりしてしまうんです。


他にも、些細なミスで、「とんでもないことをしてしまった」「もうおしまいだ」と悲観的になってしまったりもします。



妻はいつも冷静な視点から、僕の認知の歪みを修正してくれるのです。


「いや、あれはこうだと思うよ」といった具合です。


本人はそのつもりはないみたいなのですが、精神科領域で、僕と同じく作業療法士として働いていた経験もあるので、自然と、認知行動療法的な関わり方をしてくれてるんだと思います。



妻は、僕の認知の歪みを修正して、可能な限り、ありのままの世界の姿を僕に届けてくれてる気がするんです。


彼女は、何度聞いても、そんなことしてるつもりはない、というので、やはりこれも認知の歪みなのでしょう。笑



でも、そのおかげで僕は、健康に、元気に毎日を過ごせているんです。



妻は僕の目です。


そして、耳でもあります。



いなくてはならない存在であり、僕は感謝することしきりです。



僕は絵を描くのが好きなのですが、そういえば妻の絵をあまり描いたことがないな、と思って、最近描いてみました。


下手くそですが、載せておきます。



顔は僕自身、右目の中にいるのが妻です。