最近は、仕事に趣味にとても充実してる。

ADHDだから、仕事では時々やらかす。

昔の僕なら激しく落ち込んでしまうようなことだって時々起こる。


でも、今の僕は違う。


今を生きてる。

過去のことで落ち込むことは殆どないし、落ち込んだとしても事実を客観的に振り返り、対策を立てて実行に移したら後は忘れる。

また、まだ起こってもいない未来のことを考えて不安に慄くことも殆どなくなった。


こんなに変われた要因はいくつもあるけど、一番大きいのは哲学を学んでいく過程で身についた世界観かな、と思う。

中でも、存在論が僕に与えたインパクトは大きい。

詳細は割愛するけど、要するに、「過去も未来も存在しない。存在するのは今この瞬間に自分が認識しているものだけ」という考え方を持つようになったからだということ。


過去、歴史と人々が呼ぶものは、所詮、紙に書かれた文字であったり、写真や資料などから人が勝手に「ある」と信じてる概念に過ぎないんだという意味。

未来にしても、人が勝手に憶測で作り上げた虚構なんだと。


そんな存在しないものに怯えて暮らすなんて馬鹿馬鹿しいと思うようになった。


昔の僕は、まさに、そんな存在するはずのない過去や未来に思考を奪われて苦しんでた馬鹿野郎だった。


そんな僕が、今や、今この瞬間自分に与えられているものを思い切り噛み締めて、慈しみ、大切にする生き方ができるようになった。


哲学って本当に素晴らしい。

感謝してもしきれない。

★妻から貰ったコーヒーポット