通勤電車の中は、見渡す限り、光を発する物体に視線を落とす大人たちばかり…。




僕は、基本的に電車内では本を読んでいるんですが、ふと目を上げると、この異様な光景に目を奪われます。




ちょっと前までは、若者だけでしたが、今では高齢者や中高年にまで、スマホの魔の手は伸びてきました。





僕が学生だった頃は、まだ電車内で本を読む人はいましたが、今ではそれもめっきり見かけなくなりました。





数十年後には、日本国民の視力はもれなく悪化して、首こり・肩こりが国民病になっているのでしょうね。





はっきり言って、スマホは一種の麻薬です。






指先だけで世界中のあらゆる情報にアクセスできて、世界中に自分の意見を発信できる。





快感ですよね。





この快感が脳の辺縁系を刺激して、さらには報酬系をも刺激して、やめられなくなってしまうのでしょう。






僕も、スマホをよく触る方だと思います。





でも、昔から「目が悪くなること」に対して異常な恐怖心を抱いていた僕は、四六時中スマホを触るのは避けたくて、電車内だけではスマホを触らないように心がけています。






(と言いつつ、副業の関係で、どうしてもチェックしてしまうときはありますが…)





それに、電車内は、目を鍛えるための絶好のトレーニングスポットなのです。






車窓から遠くを眺めるだけで目のピントを調節する毛様体筋を休ませられるし、少し手前に目を向けて流れる看板の文字を読むだけで動体視力を鍛えられるし…。





より専門的な話をすると、滑動性眼球運動と衝動性眼球運動の両方を同時に鍛えられるのではないかと考えています。





小さい頃からそれを実践しているので、僕の視力は40手前になった今もめちゃくちゃ良いです。




いつも検査では最高得点です。






話を戻しますと、電車内で過ごす何気ない時間に、誘惑に負けてスマホをいじり倒していると、目にも心にも悪影響です。






麻薬と同じですので、どこかで自分の欲望を断ち切ってキリをつけないと、いつまでもいつまでも、光る画面から目を離せなくなります。





僕が高校生・大学生の頃って、何気なく空を見上げたり、遠い景色をボーッと眺めたりすることって当たり前でした。





ふと、見上げた空が、あまりに綺麗だったりするとずーっと心に残りますし、一瞬の景色が生涯忘れえぬものになったりします。





反面、スマホから得られるものってその場限りなものが多いんですよね。










これは、電車を降りてから家の近くまで歩いて帰っているときに撮った空なんですが、今日の夕暮れは格別に綺麗でした。






車窓から眺める景色もまた格別でした。





手元ばかり見ていたら絶対気づきませんよね。







スマホと、上手に付き合っていきたいですよね。