三次の花火大会に4年ぶりに行ってきました。前回は定番スポットの高谷山から撮りましたが、今回は鉄道とのコラボをと思い、三次駅付近で撮ってみました。
①Lightroom 6で現像・レタッチ
いつもRAW画像の現像・レタッチにはLightroom 6(パッケージ版)を使っていますが、このソフト、現在は販売されておらず、サポートも終了しています。新しいLightroomはサブスクリプション版(毎月定額を払って利用するもの)のみで、お財布に優しくないため、私はパッケージ版を使い続けています。しかし、今後カメラの買い替えなどでRAW画像フォーマットが変わった場合、パッケージ版のLightroomでは現像できない可能性があります。
そこで、今回は別のソフトを試してみました。Canonの一眼カメラを買うとオマケで付いてくるDigital Photo Professional 4です。こちらは無料なのでお財布にも優しいです。
②Digital Photo Professional 4で現像・レタッチ
オマケと侮るなかれ。まだ使い切れていませんが機能豊富で、難しい花火の現像もそつなくこなしてくれます。
こちら↓はレタッチ前の写真です(LightroomでRAW画像をそのまま現像)。
③レタッチなし
■撮影機材
- カメラ:Canon EOS 5D Mark IV
- レンズ:Canon EF70-200mm F4L IS USM (85mm)
- 三脚:ハスキー3段
- 雲台:ハスキー3Dヘッド
■露出
- ISO:50
- 絞り:F11
- 露出時間:6.3秒
- ホワイトバランス:オート
- 露出モード:バルブ
■レタッチパラメータ(Lightroom 6)
- 色温度:2900K(-1050K)
- 露光量:+3.83
- コントラスト:+36
- ハイライト:-100
- シャドウ:+55
- 明瞭度:+47
- 彩度:+30
- 色温度:2900K(-2300K)
- 明るさ調整:+3.00
- コントラスト:+2.0
- ハイライト:-5.0
- シャドウ:+5.0
- 色の濃さ:+3.0
- 花火と列車がバランスよくコラボする位置と画角を選ぶ。
- 手前の列車から遠くの花火までピントが合うよう絞り値を大きくする。
- ピントは列車に合わせ固定しておく。
- 花火が白とびしないよう、花火の明るさに合わせて露出を決める(ただし③のように列車が暗く写るため、後でレタッチが必要。今回はもう少し明るく撮ったほうが良かった)。
- カメラの露出モードは、花火が開くタイミングに合わせやすく露出の調整もしやすい「バルブ」モードを使う。
■レタッチのポイント(Lightroom 6)
- 全体的に明るくするため、「露光量」を上げる。
- 「露光量」を上げた結果、花火や駅の照明が明るくなり過ぎるため、「ハイライト」を下げる。
- 列車などの暗い部分を持ち上げるため、「シャドウ」を上げる。
- 全体的にメリハリをつけるため、「コントラスト」を上げる。
- 全体的にクッキリ感を出すため、「明瞭度」を上げる。
- 花火の鮮やかさを強調するため、「彩度」を上げる。
- 夜の涼しさを出すため、「色温度」を下げる。
■撮影日時
2019/9/14(土) 20:23
■撮影場所
広島県三次市
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