うちの旦那様が、どうしても沈まぬ太陽が観たい!と騒ぐので、昨日観て来ました。
かなり混んでいて、注目度の高さを伺えました。
叔父が映画評論家なる仕事をしているせいか、私もかなり映画って観てきましたが、正直なところ社会派映画って後味が悪いものが多く、個人的には好きではありません。
でも、この映画は色んなメッセージを含んだ作品で、でも後味は決して悪くない良い出来のように思いました。
本当に、日航機墜落事故ってこんなにも悲惨なもので、これが現実に起きたことなのか・・・ということ自体が、映像で観ると衝撃的で、胸が締め付けられる思いがしました。
誰にでも家族や大切な人が居ると思うのですが、それが突然奪われるということ、その出来事がヒューマンエラーであるにも関わらず利権や利害だけを考えて動く「有力者」たち。
きっと、こういう構造って今も昔も変わらないんでしょうね。
偉い人は何かを変えるパワーを持っているのに、それを自分のためにしか使わない。
一方で、力の無い現場の人間が、本当に何が大切かを知っていて必死でそれを訴えるが聞き入れられることはない。
人間の嫌なところをまざまざと見せつけられました。
そんな泥臭い空気を、雄大で美しいアフリカの景色が癒してくれる・・・そんな映画でした。
家族や自分自身に恥じることの無い生き方を、堅実に貫くことが一番大切で一番難しいことなのかもしれない・・・と思いました。
映画を観ている間、私のお腹では可愛いベビが元気に動いていて、隣には大好きな旦那様が居たので「私はきっと良い人間でいられる。この人たちのために、もっともっと良い人間でありたい」と思いながら、幸せな気分に浸らせてもらいました。