心すれ違う悲しい日常にため息つかずにはいられない。コンクリートの町並みが愛も夢も冷たくさえぎって、小さくなっていく自分の存在をアスファルトに叩きつけて歩く。わがままと言う人混みの中で、街頭だけが俺を照らし、舞い散って行く愛にも夢にも誰も気付いてはいない。「いったい何処に行くの?」俺の心の叫びを無視するかのように舞い散って行く。さぁみんな、自分を取り囲む全てのものから、真実を見つけだし、風と共に走り出せ。そんなノロマじゃ風に置いて行かれるぞ!風が愛と夢の吹き溜まりに運んでくれるから。そんな事を思いながら、行くあてもない街角にたたずみ、俺はいつまでも空を眺めていた。