「あ、あったかいお茶2つもらっていいですか?」
店員「お茶2つ!はいお持ちしまーす!」
「お願いしまぁす」
久々にアスカとごはんに来てる。
会えなかった間にあったアレコレをお互い報告しあって、なんだかんだあるけど元気にこうして会えてるし、良き良き♡という縁側のおばぁみたいな締めになった。
❛いや〜…ちょっとでもKさんイケメソ過ぎん?愛人募集してないかなぁ❜
「聞いてみようかw?でもKさんアスカは…どうかなぁ〜w」
❛何でよ!派手だからですか!?❜
「ふふww金パ×ピンクメッシュに黒マスクだもんなぁ〜」
❛たまには違う味が欲しくなるでしょ!❜
「味てw わかったわかった、聞いてみるねっ(適当)」
テーブルに置いたスマホの画面にLINEのポップアップが出る。
「あ、◎◎さん近くまで来たっぽい」
❛お、じゃ出ますかねー❜
「この後もまた仕事戻るの?」
❛うん(^^)明日のオーディションの準備❜
お会計を済ませて話しながら店の外に出る。
「ねぇアスカ…あんまり根詰めないようにね(・ω・`;)?忙しいのにいつもありがとう」
❛こちらこそだよ、次はどんな事件が起こるやら!!師匠には一生ついていきますんで!ww❜
「やめてよっwもうこれ以上大丈夫です💦平和に暮らしたい💦」
お店の前でそんなやり取りしてたら、後ろから声がした。
〝○○ちゃん〟
振り返ると超絶イケメンが立ってる。細身のデニムでパーカーにダウンを羽織ってるだけなのに、めちゃくちゃオシャレ感漂うイケメンが。
「え?(わたし?)え?(後ろ向く)」
〝ちょっとw 私だよ!◎◎!〟
被ってたフードを外しながら、わたしの二の腕を軽く叩いてくる。
「あっ…あー!!や、ぅぇえ〜〜!?」
〝そんな驚かんでもw〟
「す、すみません💦どこのイケメンかと思って💦」
〝あははっ!この前はスーツだしスカートだったもんね。普段はこんなよ。…お友達?〟
「あ、はい!(手のひらで指す)アスカです!で、こちら◎◎さん」
❛初めまして!○○がいつもお世話になってます❜
〝初めまして◎◎です。よろしくね〜(握手)〟
❛(握手)…よろしくお願いします❜
「ふふ♡」
❛よし!じゃあ会社戻るね❜
「うん、気をつけてね!無理せんようにね!」
❛うん!またね!❜
「はーい(バイバイ)」
〝さて、じゃ行きますか?〟
「はい(^^)」
アスカの去った方と反対に歩き出す。
初めて会った日のあと、何度かLINEのやり取りをして◎◎さんがどうしても奢ると譲らないので根負けして今に至る。
「!!???」
歩き出してすぐ、後ろからぐんっと腕を引かれた。
「アスカ!もうびっくりするじゃん!何忘れ物?」
すると耳元で
❛あの人、気をつけた方が良い。誘われてもついてっちゃダメだからね!❜
「え?」
❛いいね?帰ったら連絡して!❜
それだけ言って元来た道を足早に戻って行った。
「(…どういう意味?)」
〝…アスカちゃんどうかしたの?〟
少し前を歩いてた◎◎さんが戻ってきながら聞いてくる。
「ぁあ〜と、アスカのスマホうっかりわたしが持ってたみたいで💦」
〝ありゃ!すぐ気づいて良かったね(^^)〟
「ふふふ〜ですね〜💧(うぅアスカよ、こんないい人なのに一体何を気をつけるんだ…)」
〝ではでは改めて。行きますかねっ〟
「はいっレッツゴー!(拳あげる)」
〝おー!(拳あげる)〟
するとそのまま手を繋がれてダウンのポッケに仕舞われた。その勢いで◎◎さんの胸にぽすっと行ってしまう。のと同時に、向かいから酔っ払いのおじさま達が大声で笑いながら通り過ぎて行った。
〝…今日寒いね〟
「…そうですね」
ちょっとトキめいてしまってる自分に戸惑いながら、そう返すのが精一杯だった。
(翔ちゃん誕生日おめでとうございます!残念なとこ大好きです!)
※内容とは何の関係もございません。