眠り姫 | 希の日々

眠り姫

彼女はカニューレを付けて寝かされた。彼女の個室には雲間から溢れ出た光が差し込む。

庭は緑が溢れ、木葉が風で揺れ、気持ち良い風が彼女を包む。
看護師が点滴を変える。
看護師は同情と言う名の笑みで精一杯僕を見て去って行った。
ドクターはかわりなしと決まり台詞を残して去った。

いつか目覚めてほしい。

明日炉に投げ込まれるかもしれない花でさえ美しく彩られる

明日は最高だと希望を持つ。