感覚的な話だけれど、
「こうするべき」がたくさんある時は
自分の見ている物事の角度が
ツンツンしている
自分と相手の角度や鋭さが合わないと
互いの角が触れ合った瞬間に
あなたはイライラしたり怒りを感じる
それは
相手の様子を見ながら、
当たり障りのないように
自分の角度を常に調整しているから。
特に自分より上だったり
優れていると思っている人に対して
やっていることが多い。
それだけやっているのだから
相手も私に応えるべき
でもそうならないからイライラする
そういう時は
まず自分の「べき」の角を
削っちゃえばいいと思うんだ
自分のこうすべきという
棘のような見方や考え方を
やすりでゴリゴリ削って丸くするの
「○○すべき」を
「○○でなくてもいい」にする。
そうすると今まで
「自分のべき」を理由に
ガツンとぶつかっていた人に
ぶつかりに行ってもいいし、
ぶつからず相手を尊重することもできる。
幅が生まれるのだ。
では、どうやって
ゴリゴリヤスリで削るのか。
それは、今あなたが必死で守っている
「べき」を一度破ってみること。
破ったことで自分の恐れていることが
起こるかを確認すること。
ヤスリは、凝り固まった自分の
物事の見方や考え方を
揉みほぐすような、そんな役目。
最初は、今までこだわって
保ってきた鋭利な角度を
自分で丸くしていくなんて、
意地やプライドが許さないだろう。
でも、思い切って丸く削ってみると
自分の知っている世界に
ちょっと衝撃が走る。
その衝撃で
自分の価値観や考えの枠が
ポロポロ崩れて、
べきを守らなくても
大丈夫な新たな価値観が表れる。
怖くてもゴリゴリ削ることには
意味があるのだ。
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