楽に生きるためには、
今の生きづらい物の考え方、価値観、振る舞いを
楽な方向にシフトする必要があるけれど、
いざ、楽になる方向に踏み出そうとすると
そこで恐怖の壁が立ちはだかる

人は、変化に恐怖を抱く生き物だから
今までと逆の方向に舵を切るという
未知の不安より
程度が分かる辛さの方に安心感を得る
どんなに今が辛くてもね

未知の恐怖が嫌で、味わいたくなくて
・今、仕事が忙しいから落ち着いたらやろう
・昔に比べれば今はまだマシだから、まあいいか
・心の啓発本を読んで納得し満足
・こんな最低な自分が楽になるわけないから仕方ない
と日々をやり過ごしている。

でもね、時間は無限にないし、
やらなくちゃ、やらなくちゃと
足踏みしているだけだと
強固な地盤ができるだけで時間の無駄だよ。
それなら辛い毎日を受け入れてそこで、
懸命に生きた方がいい。

恐怖を回避するための言い訳を考える時間があるなら、半歩でも恐怖に向かって進んだほうがいい。

手助けしてくれる人はいるかもしれないけれど
なんとかできるのは自分しかいない。
それを忘れないで。

人は楽したい生き物だから
やりたくないことは、期限や時間に縛りがないと動けなかったりする。
そしてやらなければならないと思っているのに放置していると、やっていない自分を責めることになって新たな苦が生まれる。

仕事で考えた場合、納期は必ず守るでしょ?
納期を守らないと信用もなくなるし、次に控えている仕事や他の人にも迷惑や影響を与える。

やったことがなくて、どうやったらいいかわからなくて、やりたくなくて、でも納期が近づいて、いよいよしかたなくやってみたら、思っていたより難しくなかったり、面白くなっちゃったりすること多いじゃない。

やりたくないこと、やったことないことは、そういうもん。取り越し苦労が多いんだよね。

そしてあなたが、
これからは自分らしく生きると決めたとき、
その納期を決める相手は
「自分らしく生きたいと願う私」だけど、
その「私」を会社の超怖いあの人、
あの部長に置き換えて、あの人を怒らせたら、
会社全体(私の人生)を揺るがすくらい
とんでもないことになる感覚で取り組んでほしい。

有益な記事を読んで納得するだけでは何も変わらない。読んで変わるなら、みんなとっくに幸せに生きているはず。

自分が禁止していることや、怖くてできなかったことを実生活の中でやってみて、「そんな私でも大丈夫なんだ」を体感して、初めて自分の「楽に生きる道」の領域を広げられる。

あなたが、自転車に乗れるようになるまでを
思い出してみてほしい。

まず、自分も自転車に乗れるようになりたいっていう希望があって、そのために練習する。

最初は補助輪をつけて、前に進む練習。
次は、補助輪なしで進む練習。

何度もチャレンジをするけれど、
うまくバランスが取れなくて、
転んでは膝を擦りむいて、
もうやだってちょっとふて腐れて

でも友達もできてるしって闘志を燃やして、
後ろを支えてもらいながら必死に前に漕いで
毎日毎日、日が暮れるまで練習して

ある時、自転車の後ろを支えてくれる人が
勝手に手を離して、
何で話すの!?って怒って、
でも数メートル自力で走ったという事実を知って
それがまた力をくれて、
転んでは起きて転んでは起きて、、、

で、気がづいたらコツを掴んで乗れるようになる。
スーっとどこまでも自分で漕いでいける楽しさ。

心のこともそれと同じなんだよね。
自分の中で試行錯誤しながら、生きやすい方向を見つけ、広げる。
挑戦しては、挫け、勇気を出しては凹み、それでもその中で「大丈夫」を知っていく。
早く漕げるようになる人もいるし、めちゃくちゃ時間がかかる人もいる。

でもコツを掴めば、あとはイージーモードで生きられるようになる。

自転車の練習の時、
自転車を後ろで支え、励まし、
暖かく見守ってくれるのは親だった。

今、自分の心に向き合おうとしている
あなたの背中を支えるのは、
大人になった自分であり、
悩みを抱えた同志であり、
心理カウンセラーである私。

なかなか動けない人は、
お金を払って期限を決めて
自分に向き合うのも一つだと思うんだ。

自分の人生の時間をかけて稼いだお金で、
自分らしく生きる道を学ぶ。

それは自分への投資であり、
愛情であり、覚悟でもある。

自分の本音や心の偏りは
なかなか見つけにくいものだから、
そこはカウンセラーを頼って、
お金以上の価値を得に来て欲しいなと思います(^-^)



照れ【こころにまるをYouTubeに出演しました!】
まるさん、ほのみんと私の心のことについて語っています。

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