2012/03/20人 愛しく想う罪深さ人の哀しき姿に世捨て人になりけむ世を捨て隠遁者になろうとも悟りは得られず愚かき人に変わらぬ緋色に染まる夕の山里世の果てのような濁る波荒き海救い、道を求め地をさすらい歌を詠むあぁ、どこまでゆこうとも悟り得られぬ望むは人肌の温もりおなごの如く涙す我悲しきまでに人にあらざりける