深く深き深海の底

限り無く漆黒の闇に近い蒼

膝を抱え

嵐通り過ぎるを待つ

夢と現し世の狭間で

たゆたうが刹那

見つめる虚空に探すは

希望

嵐はいつか過ぎ去り

希望の陽が臨むを信じて

信じるに足るものなければ

己を信じるのみ

泡沫が白く滲む

孤独を友に

足を掻き 浮上する

目眩するほど

燦然とした輝き

陽はまた昇る

そう、永遠の闇などなく

陽はまた昇る

いつまでも…


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