白鬼龍の名を与えられた龍がいる。
天より過酷な試練と、天命を与えられ白鬼となりし龍。
敢えて険しく厳しい道を選び、
激しく命を燃やす。
正武仁和の志と信念を胸中に、常に悪世と闘う。
世人の誤解など怖れもせず、中道から事象を見つめ前へ前へと突き進む。
世にはびこる権力悪を憎悪し、破壊せしめんと命散らす覚悟で敵陣に向かった。
綺麗ごとを嫌い、ありのままの現実をあるがままに見つめ受け止め、
立ち塞がる障害を粉砕し、犠牲の涙や叫びを己の責任とし背負いながら、疾走するを止めはしない。
願うは世の平和、子らの光に満ちた未来。
自身は幼き頃、人の感情捨て去った。
己が課せられた天命果たすに、人であるは修羅の道を進めぬと鬼である事を選びとった。
宿命から逃れることなく正面から受け入れる白鬼の如き龍。
時を生き、狭間に生きる、白鬼龍。
(尊敬してやまない、激しき雪が好きなボスへ)

