去年かな?観たんは
「闇の子供達」って映画。タイトルからして社会派の内容やろうと思いながら、
江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩一という豪華キャストにひかれて観たような気がする。
そんな気軽な気持ちで観たが、観終わった後しばらく何も話せなくなった。簡単に表現出来ないのだが、真っ暗で底のない穴にドーンと落ちて行くようだった。
途上国の貧しい子供達の臓器売買や人身売買、売春買春の生々しい現実をえぐるような映画やった。
途上国での臓器売買はマスコミの情報や本で知っていたつもりではあったが、映像で観るとあまりの生々しさに吐きそうになった。
人権もモラルもない。そこにあるのは、貧困と金、そこに群がる欲と金で肥え太った外国人達(日本人も)。金さえ払えば、幼い子供の体を貪れるのだ。
私は、その客達を抹殺したくなった。しかし、一部の客を抹殺した所で世界中の子供達を守る事は出来ない。
性的虐待を受けた子供は肉体もだが心を抹殺される事になる。心を殺された、殺され続けている子供達が世界中にどれだけいるのだろう。
現地の臓器ブローカーの手で生きたまま、元気な子供達の臓器が奪い去られる。買うのは世界中の金持ち達。ハイエナのように貧しい子供達の体を食い尽くす。
しかし、罵倒しながらもハイエナ達を鏡にして自分を見る。私と彼らの違いは?私も醜いのだ。意識のどこかで「あの途上国に生まれなくて良かった…」という思いがよぎる。
私はハイエナであり、あの犯され臓器を奪われた子供達でもある。人間で有る限り、自己の醜さからは逃げられない。清濁合わせ持っているのが人間だと思う。
そんな私が思う事は、出来るだけ沢山の人達に作品を観て欲しい。あの子供達の犠牲の上で生きている事を知って欲しい。
直接手をくだしていないから関係ないと思われるかもしれない。でも、もし自分があの途上国で生まれ、はした金で売春宿に売られた子供だとしたら…。
神様の采配でたまたま今の自分に生まれたとしたら…あの子供達は自分自身のように思えないだろうか…
それは私の価値観なので、押し付けがましいとしたら失礼。
「闇の子供達」って映画。タイトルからして社会派の内容やろうと思いながら、
江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩一という豪華キャストにひかれて観たような気がする。
そんな気軽な気持ちで観たが、観終わった後しばらく何も話せなくなった。簡単に表現出来ないのだが、真っ暗で底のない穴にドーンと落ちて行くようだった。
途上国の貧しい子供達の臓器売買や人身売買、売春買春の生々しい現実をえぐるような映画やった。
途上国での臓器売買はマスコミの情報や本で知っていたつもりではあったが、映像で観るとあまりの生々しさに吐きそうになった。
人権もモラルもない。そこにあるのは、貧困と金、そこに群がる欲と金で肥え太った外国人達(日本人も)。金さえ払えば、幼い子供の体を貪れるのだ。
私は、その客達を抹殺したくなった。しかし、一部の客を抹殺した所で世界中の子供達を守る事は出来ない。
性的虐待を受けた子供は肉体もだが心を抹殺される事になる。心を殺された、殺され続けている子供達が世界中にどれだけいるのだろう。
現地の臓器ブローカーの手で生きたまま、元気な子供達の臓器が奪い去られる。買うのは世界中の金持ち達。ハイエナのように貧しい子供達の体を食い尽くす。
しかし、罵倒しながらもハイエナ達を鏡にして自分を見る。私と彼らの違いは?私も醜いのだ。意識のどこかで「あの途上国に生まれなくて良かった…」という思いがよぎる。
私はハイエナであり、あの犯され臓器を奪われた子供達でもある。人間で有る限り、自己の醜さからは逃げられない。清濁合わせ持っているのが人間だと思う。
そんな私が思う事は、出来るだけ沢山の人達に作品を観て欲しい。あの子供達の犠牲の上で生きている事を知って欲しい。
直接手をくだしていないから関係ないと思われるかもしれない。でも、もし自分があの途上国で生まれ、はした金で売春宿に売られた子供だとしたら…。
神様の采配でたまたま今の自分に生まれたとしたら…あの子供達は自分自身のように思えないだろうか…
それは私の価値観なので、押し付けがましいとしたら失礼。