今日、母が赤い目をしていた。

私が頑固で負けず嫌いでわがままだから、愛想を尽かしたのだろうか…と思った。

怒ってるん?って聞いてみた。

どうやら母の赤い目はハゲ頭の私の事が原因らしかった。

病気で丸坊主になった本人より、母の方が凹んでいて積極的に治療しない私が歯がゆいようだ。

皮膚科に通院してはいたが、一向に改善しないし、先生頼りないしで、行くのを止めてしまった。

母は私に病院に行ってほしさにいろんなクリニックの情報を与えてくれた、営利目的でバカ高い診察代を払う所とか…、

訳分からん病院の医長のアドバイスには笑った。「手を尽くしても治らない場合、今はいいカツラがありますので、あまり悲観せず人生楽しく生きて下さい」

先生も最高級のズラしてんの?(失礼(笑))
そして、思い出した。子供の頃読んだ絵本を。
確か身よりのない男の子が面倒をみてくれている牧師?神父?先生の恩を仇で返し、牧師はそんな少年を責めもせず…ただその目は泣きはらしたかのように赤かったと…

記憶が定かではないので自身で脚色してるかもしれないけど、そのシーンは挿絵と共に忘れられない。

要するに母には感謝してもしきれないのだ…。

情けない娘より