真木ようこさんの「ベロニカは死ぬことにした」という映画を観た。
タイトルからして暗くて重い映画なのかと思っていたら、そんな予想を心地よく裏切ってくれた。
真木ようこさん演じる主人公が睡眠薬自殺を図り、目が覚めると病院のベッドに寝かされていたのだが、その病院が奇妙な精神病院で…という出だしなのですが。
生きることに何の意味も見出だせない主人公が、世の中の常識から逸脱して自由に生きている患者達に初めは戸惑い苛立ち抵抗するのだが、
次第に魂が解放されていく姿に希望を与えられた。
真木ようこさんは骨太で女性の強さを感じさせるいい女優さんだと思う。
他に彼女の映画で印象に残ってるのは、オダギリ ジョーさん、香川照之さん共演の「ゆれる」って映画かなぁ~。
ちなみに「ベロニカ…」ティム・バートンぽい作風だったように感じた。