私の母は幼稚園教諭の資格を持っていて
これまで何年も幼稚園や保育園で働いてきました
今も保育園で働いています


昨日、幼稚園の時関わっていた男の子が大学進学で県外へ引っ越すので最後に会いたいとわざわざ家に遊びに来てくれました


その子の家庭は3兄弟で
全員母が働いていた幼稚園に通っていました

どうしてあんなことになってしまったのか
本当に悲しいことですが
1番下の女の子は年少さんの時に劇症型心筋炎で亡くなりました


昨日遊びに来た子はそんな経緯もあり看護師になるため大学へ進学します


3,4,5歳で関わった先生にこんなに大きくなっても
まだ会いたいって思ってもらえる母ってどんな存在の先生だったんだろう
と純粋に不思議な気持ちが湧いてきます


私も幼稚園の時の担任の先生のことは大好きだったけど、人生の節目に会いたい!と思うほど強い存在だったかと言われたらそうではありません


母はどんな先生で
園児たちにとってどんな存在だったんだろう…

日々全力で無償の愛を注ぎ続けたのでしょうか
私たち我が子にそうしてくれてきたように


そうだとしたら私は母がとても誇らしいです

母が園児たちに愛情を注ぎすぎる余り
ヤキモチを焼いた時期もありましたが

1人の人生の記憶に残る存在であり続けた母は
本当にすごいなと思います


保育士って理想と現実が激しく違うみたいで
離職率がかなり高いそうです


でも考えてみれば
それは当たり前のことなのかもしれません

人をひとり形成する大切な時期に関わるのですから

とてもとても重たい仕事なのだと思います


母はもう64歳
何歳まで雇ってくれるかなぁ?
と言いながら4月から去年に引き続きまた2歳児の担任になりました

毎日疲れ果てて帰ってきます

仕事は趣味みたいなもんだから!


そう言いながら頑張る母を応援したいと思います
そして誰かの心に残る先生であり続けて欲しいです