今日は対面診察でした
診察開始10分後くらいから過呼吸を起こしました
「別人格になる時のきっかけや様子で分かったことはありますか?」
と聞かれて
「日記から分かったのは血を抜きたいって思った時と
関係あるかわからないけど先生が他の患者さんと話している光景を思い出した時の後に人格が変わったことです」
と伝えました
先生が他の患者さんと話している光景と言うのは
3週間前退院する時、用事があって部屋に来た先生が病棟の出口まで見送ってくれたのですが
その途中、廊下で先生が別の患者さんと話をしていた時のことです(患者さんから話しかけてました)
何を話していたかまでははっきり聞こえなかったけどなんとなくただの雑談って感じでした
それを見た私は急激に不安でいっぱいになりました
このことを伝えると先生から
「なんで不安になったのかな?」
と聞かれました
「私は先生ときちんとコミュニケーションが取れているのかな
私は先生の目をまともに見て話をすることもできないし
もし廊下で先生を見かけてもきっと話しかることすらできない
他の患者さんは先生とたくさんコミュニケーションが取れてていいなって…」
と答えて
このあたりから息が苦しくなり始めました
「なんでそうなるのかな?」
「怖いから」
そう答えるとあの患者さんが羨ましい気持ちと
自分にも理解できない大きな恐怖が押し寄せてきて本格的に過呼吸になりました
ぜーぜーしていると
「できる範囲で大きくゆっくり深呼吸しましょう。
強烈な不安があるようで、本来なら何か処置をすべき所ではあるけど、不安から来ているならそれを取り除く方が優先だと思うので敢えて何もしません」
と言われその後30分くらい過呼吸は続きました
以下息絶え絶えにしたなんとなく覚えている会話です
「他の患者さんと僕が話しているのを見て何を感じたの?」
「もういいって思った。昨日と一昨日熱が出ていたから今日も熱があれば良かったのにって思った。」
「今日僕の所に来なくて済んだのにって言うことかな。強烈に不安を感じたんですね。その裏には必ず僕を頼ろうとするまゆこさんがいるはずなのに、それを感じることもできなくなっているんですね。
…
話を聞いているとなんだかとてもハラハラします。まゆこさんの張り詰めた緊張が伝わって来るようで。ものすごく重たいものなんでしょうね。
…
怖いのイメージはもう少し具体的になりますか?」
「わからない。でも何かが怖い。
何度も夢に出てくる光景は、現実とは少し違って先生は何人もの患者さんと話すけど私だけとは話してくれなくて、先生は私とは関わりたくないんだよって神様から暗示されているみたいに感じる」
「自分でも掴みきれない恐怖なんですね。何がそんな強くそう思わせるんでしょうね」
一部しか記憶できてないのが本当に残念だけど
今日の先生はいつもより言葉が多くて優しい人だった
過呼吸は苦しかったけどそれを感じられて良かった
そして診察は
「今日はまゆこさんのものすごく大きな不安を過呼吸や言葉を通して僕に訴えかけていると理解しました。」
という言葉で締めくくられました
はぁ、疲れた
今日はいっぱい寝たい