今日は退院して以来初の外来。

前回、母が代理受診したことが話題にあがった。


先生は
「前回代理受診になったのは本当に研修が休めなかったからだけですか?前回書いてくれた紙に、入院は十分な休養にならなかったとあえて文字にしてあったのは、心がきちんと扱われなかったと感じる原因が僕がが慌ただしそうと感じたり、他の患者さんを抱えてるから自分は頼ってはいけないんじゃないかと思ったりしたからではないですか?」
と聞いてきた。

わたしは
「代理受診になった結果として、交通費は1人分で済んだし先生も私のために時間を拘束されなくて済んだなとは思ったけど、代理受診になった理由にはなってません」
と答えた。


すると先生は
「入院中にまゆこさんが不穏を起こして自分で制御ができなくなった時、騒ぎを聞きつけて外来のスタッフがたくさん来て僕はそのスタッフたちに薬の指示や抑制を頼みました。そしていつもの面接の時間を半分以上残して病棟に返してしまいました。あの時、他のスタッフには介入してもらわず、最後まで僕が1人で対応していればまゆこさんが僕に感情を預ける体験ができて心を扱ってもらえているんだという安心を得られたんではないかと思ったりしています。」
と言ってきた。


私はあの時のことほとんど覚えていないから、どんな対応をされていても関係ないような気がする

でも、私が前回行けなかったのをこんなに深く考えてくれていることがとても嬉しかった。

気が狂って叫び、暴れてまくっていた私に対する対応について、そんな風に考えてくれるなんて
精神疾患を持った人にその人の尊厳を忘れずに接してくれているという先生の姿勢を初めて知った。


そんな主治医に会えて嬉しいと思った。


今回の診察で、ずっと飲んできたロナソンをやめてリスパダールに変えた。
ロナセンよりもう少し強く効いてくれるだろうってことで。

夜寝る前の薬はもう少し寝られるようにアナフラニールという抗うつ剤を使うことに。

明日から飲むことになってるからうまく効いてくれて、不穏が落ち着いて、夜もぐっすり寝られるようになりたいな。



なににしろ、先生ありがとう。