実は11月頃から3ヶ月くらい血を抜くのをやめられなかった。
診察に行ってもまさかそんなことを話せるわけもなく、迫り来る論文の締め切りと発表のプレッシャーから逃げるために血を抜いてた。
卒業だけはしたかったから出血性ショックにだけならないように、計算して、量を測りながら抜いてた。
分からないけど、血を抜くと落ち着いた。
こないだの診察の時、停止中の車の免許の復活の可否のための診断書が必要な時期になったからそれをお願いしたら採血するって言われた。
理由があって道具が無くなったからその3週間前くらいから抜いてなかったけど、明らかに息切れとか立ちくらみとかの自覚症状があったから
採血なんかされたらばれる…!
と思い、採血拒んでみたけど診断書を書くためには精神症状の評価だけじゃなく、身体的な評価も必要って言われて観念して白状した。
先生びっくりしてた。
「僕の知らない扱われていない心がまだまだあるんですね…」って。
そして今日採血の結果が出てて
診察室に入って私が座った瞬間、
「あれから瀉血はしてませんか?
本当にしてませんか?」
って聞かれた。
「してません」
そう言ってるのに
「本当ですね?大丈夫ですね?」
としつこく聞いてくる。
その後先生の話を聞くと
「ヘモグロビンの値が6しかありませんでした。
相当抜いてたんですね。
普通ならかなりしんどいはずだし、場合によっては輸血も考える値です。
もしまだ抜いていたら入院してもらおうと思ってやっていないか何度も確認しました。」
って。
たしかに、値を聞いて6はやばいと私も思った。
女性の正常値はたしか12以上。
そこまで下がってるとは思ってなかった。
だけど最近、運動不足で体力落ちたのかなぁとか階段しんど…とか感じてたの貧血だったのかと腑に落ちた。
風邪を引きやすかったり熱が頻繁にたりす出るのは造血の影響や瀉血の影響で易感染状態にあるからだろうって。
鉄剤と葉酸を飲みましょうって。
それからこれ以上の慢性的な重度の貧血は心臓にも負担がかかるし体が危険だからもう絶対に瀉血しないようにしてください。もし辞められないなら入院してもらいますって言われた。
でも針もシリンジも持ってないからそれに関してはきっと大丈夫。
抜きたい衝動はいつもあるけど。