この頃、生きるのが苦ししくて、遺書を書いた。
お父さん、お母さんへ
このたびはこんな形でしか私の言葉を伝えられなくてごめんなさい。私もできることなら直接伝えたかったです。
昨年の5月末に入院してから毎週実家と病院を往復するのは並大抵のことではなかったと思います。個室でいたから本当にうれしかったです。ありがとう。だけど、それ以上に辛いことが多くて、苦しくて・・・なかなか快方へ向かず自殺という最悪の手段をとることになりました。色々私を気遣ってくれてる人たちにも申し訳ないし、何よりじいちゃんに歩く姿を見せられなかった…私って最悪の人間だよね。小児がんで生きたくても生きられなかった子たちがいる天国には行けないと思います。だからこれがお父さん、お母さん、お姉ちゃん、ばあちゃんとの最後のお別れだと思います。
中3で足が動かなくなって高校浪人し、高校では常に色んな先生や友人が助けてくれて生活できました。高校浪人をさせてくれたから志望校にも入学できたし、アルバイトもしたりとみんなと変わらぬ生活ができました。普通の大学生活を遅らせてくれてありがとう。部活にも入って大変なこともあったけど、たくさんいい思い出ができてうれしかったです。でも、少し頑張りすぎたんかな・・・どうしても、もう生きていたくなくて頑張るのが苦しくて、辛くて。もう逃げ場がなくて死なせてもらいました。
私の棺にはお母さんが作ってくれたアルバムとばあちゃん、友人からもらった手紙を入れてください。
このような形になった原因に家族は関係ありません。だからどうか私のことで気に病まないでください。たくさんの楽しい思い出を作ってくれてありがとう。家族には感謝しかないです。お父さん、色んなところへ連れて行ってくれてありがとう。お母さん、毎日おいしいご飯を作ってくれr手ありがとう。お姉ちゃん、勉強を教えてくれたり、服を送ってくれたりして、私の理想の人でした。ばあちゃん、昔の色んなこと聞くのも、田んぼのお手伝いするの、すごく楽しかったよ、お小遣いもたくさんくれてありがとう。
みんな、さようなら。