今日、ペインクリニックの外来でボツリヌス治療を試してみないかと提案があった。
これは、食中毒の原因菌でのボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質を注射剤として使う治療法で、
緊張している筋肉に注射して痙縮の原因になっている神経の働きを抑える。
結果、筋肉の緊張がゆるんで痙縮や変形による痛みを和らげることができるという治療らしい…
ただ、脳性まひから来る下肢痙縮に伴う尖足、眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸などの治療に使われる注射なので私のようなケースにこの治療を使うのは稀ならしい。
私の場面は、痙縮した筋肉に注射をして強張りを和らげて痛みを取る、本来の目的とは少し違った目的らしい。
この使い方は海外では症例の報告が何列もあるけど、日本ではほぼ症例がなくて情報が少ないらしい。
だから、この治療の日本で1番の権威と言われている先生の意見を聞きに
9月に徳島大学病院に行くことになった。
急な話でびっくりしたけど
「これから人生の中で1番楽しくて1番大切な時期を生きて行くのに
少しでも制限の少ない生活をさせてあげたい」
と先生が言ってくれた。
それがすごくうれしかった。
また3ヵ月もすれば寒い時期がやってきて、辛い時期になる。
いつも苦しむ冬や受験のことを見据えて、治療に効果が期待できるならやれるだけやりたいと思う。
でもその前に
とりあえずあしたから神戸に行ってきまーす(*´∀`*)笑