こないだのレントゲンの結果、診察で言われたこと、側湾のこと、装具のこと…
全部整理して考えると、もう一度リハビリに対して腹をくくり直さないといけないと思った。
それで今日、F先生に
「最近のI先生とF先生の話から、足に力が入れば治療法が一気に増えることがよくわかったわ!もう1回気合い入れ直して頑張らなきゃね…。」
と言った。
すると、F先生は
「いかんいかん!
どーせ突っ走りすぎてすぐ『やっとるのに前に進めん~』ってまた泣くんやけん!
ぼちぼちやりな。」
とまさかの否定

実は去年、整形の主治医のI先生に
「治りたい気持ちがあるなら、もっとリハビリ頑張らないと」と言われて、泣いてしまったことがありました。
その頃の私はギプス治療を終えて、歩けるように頑張るぞーと燃えていました。
でも、思ったより拘縮が早く始まってしまって悩んでいる時期でもありました。
それでもリハビリの痛みを我慢しながら家でも必死で頑張っていたのにそう言われて辛くて、悔しくて
「今までこんなに頑張ったことないよ?」
と一言F先生に言って泣いてしまった。
それからしばらく、
頑張ってもわかってくれんやん…とリハビリから遠ざかってしまいました。
そんな時、私を気長に支えてくれたのがF先生でした。
いつもなら、私が
「リハビリもうやだ」
なんて言ったら
「はぁ~?!なに甘えたこと言っとんやー!」
とSっ気たっぷりに言うけど、あの時は違いました。
リハビリに来て先生の顔を見ることもなく、電気(筋肉を収縮させる痛いヤツ)を拒否り、筋トレを拒否り、黙ってモビライゼーションだけ受けて帰る。
そんな私を黙って許してくれた。
いつも帰り際に
「ぼちぼちな」
とだけ言ってそれ以上のことは何も言わなかった。
そんなリハビリがしばらく続きました。
あとから聞くと、あの時先生は私の気持ちの整理がつくまで待とうと決めていたそうだ。
痛いことばっかする人だし、人としては優しいけどリハビリに対してはすごく厳しいし、時々怒られて嫌いになる時もあるけど、私がくじけそうな時はちゃんとフォローしてくれるすごくいい先生。
もう2年の付き合いになる。
まだまだ長い付き合いになりそうだけど、この先生なら付いていけそう

腹をくくり直したついでにF先生を嫌いにならないように記事にして褒めて、私の中の好感度をあげておきます
