僕は仕込みや営業後の後片付けの間は、
ネットの動画サイトのラジオやテレビを
聞きながら仕事をしています。


仕込みをしながらなので映像を見る余裕はなく、
基本的にラジオ番組かテレビでも
ニュースや討論番組を聞きながら
仕込みや営業後の後片付けをしています。


その中で青山繁晴さんが解説している番組を
よく聞いているのですが、
最近ふと気付いた事がありました。


青山繁晴さんは
「一緒に考えましょう」
「私はお世辞が言えない人間」
と言うフレーズをかなりの回数使っていて、
「一緒に考えましょう」は民主主義の国家が
よりよい政治をするためにも
みんな一人一人が考えることが
大事だと言う事で納得はできたのですが、
「私はお世辞が言えない人間」
と言うフレーズを何度も使っているのが
なぜか分かりませんでした。


と言うのも明らかなお世辞を
言っている時が多々あるからです。


お世辞を言う事は良いことではないかもしれませんが、
それほど悪い事でもなく、
なぜそんなあからさまな嘘を言っているのだろうと
よく分かりませんでした。


それで最近気付いたのですが、
青山繁晴さんはニュース解説しながら
よく番組に出演している周りの人に
クイズ形式で問題を出すことがあり、
正解すると打ち合わせはまったくしていない事を強調して、
非常に褒めます。


あと、ラジオ番組で多いのですがリスナーからのメールで
青山繁晴さんと同じニュースの捉え方や、
政治思想の事が書いてあると、
これ以上にないくらいの賛辞で褒め称え
テレビやラジオに出ている非常に学歴の高い評論家よりも、
普通の仕事している人のニュースの捉え方や、
政治思想のレベルが格段に高いことを
強調します。


僕は思想的に全部ではないですが、
青山繁晴さんの政治思想と近い部分もあるので、
何も気にせず聞いていたのですが、
よく考えてみると、
ニュースの捉え方はケースバイケースでしょうが、
政治思想は明らかな間違いは
もしかしたらあるかもしれませんが、
正解なんて絶対にないし、
レベルの高い低いも正確には非常に分かり辛いものです。


だって政治思想に正解があるのだったら、
政治家なんていらないし
政治思想のシステムを作って
官僚に運営させればすべてうまくいく話しで、
民主主義なんていらないと言う事になる。


なのにおそらくラジオ番組で青山繁晴さんに
メールを送っているリスナーはそれが正解だと思っている。


僕自身も最近までなんとなくそうだと思っていました。


なぜこのように思ってしまうのかと考えたところ、
青山繁晴さんは世界各国のインテリジェンスに
関わりも深いし知識も深い。


だからインテリジェンスなどのスパイの工作活動の
大きな仕事の一つは思想誘導で、
これは思想誘導のテクニックの一つ
ではないのかなと感じました。


そのシステムで考えると、
青山繁晴さんはお世辞が言えない人間で
自分が出した答えはお世辞で褒めているのではなくて
正解を出したから褒めてもらえたと感じ、
この政治思想が正しいと感じ、
テレビやラジオに出ている

非常に学歴の高い評論家にはだせない正解で、
なおかつ青山繁晴さんは

常日頃「一緒に考えましょう」と言っていて、
この政治思想は一緒に考えたもの、
すなわち自分で考えたものになると
言うことではないのかなと思うのです。


ちなみに僕は青山繁晴さんを
批判している訳ではないです。


おそらく戦後日本は、
スパイ防止法がなく周辺国のスパイに
教育、政治、宗教、マスメディアにいたるまで
かなりの工作活動をされて、
それらが複雑絡みあって元に戻すことが非常に困難で、
「目には目を歯には歯を」の形しか
無理だと判断されてしているのだと思います。



ただ、自分が今持っている思想と言うのは、
本当に自分で考え導きだしたものなのかは、
常日頃考えないと非常に危険だなと思いました。


あと、おそらく無理でしょうが、
中学校か高校か大学に、
インテリジェンスという科目を作り、
思想誘導のテクニックなどを教えれば、
人間不信になる恐れがあるかもしれませんが、
考える能力も上がるし、
詐欺師やカルト宗教にはまったりするのを
予防できるのではないかなと思います。



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ