昨今、既得権が問題になっていますが、なくして自由化すると、
過度な競争が生まれて合併を繰り返し、

結局最終的に大きな独占企業になる恐れがあると聞きます。
そこで既得権を上手に分配しながら、

適度な競争をさせる方法がないかと思い、
ドイツサッカーブンデスリーガーをモデルとしたら

良いのではないかなと考えました。



サッカーのクラブチームのほとんどが赤字経営らしいですが、
ブンデスリーガはスペインやイタリアのように

多額な借金をする事は許されず、
特定の選手に破格な年俸を支払う事も

健全的な経営の理由から認められないらしく
健全なクラブ経営がされていて、リーグのチームの

平均観客動員数も世界一だそうです。



そこでドイツサッカーブンデスリーガーをモデルとした、
既得権の分配、昇格、降格制度を

構築できないだろうか考えてみました。



ブンデスリーガーに所属しているのは3部までらしいですが、
そうすると降格した時の変化が大きすぎるので、
会社のジャンルによって変えるべきですが、

10~20部ぐらいを作り、
既得権を1部から優先的に分配する。



年間の売上高
年間の純利益
社員の最低賃金と最高賃金の差(もちろん小さいほうが高ポイント)
社員の労働時間(残業の少なさ)
社員の福利厚生の充実度



これらを絶妙なバランスでポイントに変化させ、
最上位から最下位まで順位をつけて、
下位3会社が降格、上位3会社が昇格するようにする。



そして降格会社から昇格会社に社員を優先して

移籍できるようにして、
降格会社のリストラを避けるようにする。



例えば規制緩和の影響で問題になっている

タクシー会社でいうと、
1部の会社が車両の最大保有台数を一番持つ事ができるようにして、
2部、3部となるにつれ最大保有台数を減らしていく。
そして降格会社から昇格会社に

タクシーの車両ごと社員を優先して移籍できるにする。



あと駅前などのタクシー乗り場の使用の権限なども、

1部から優先的に分配する。



新規参入は自由にできるが、最下部からのスタートにする。



年間の売上高と年間の純利益がポイントにつながるため

競争がうまれるし、
健全的な経営をするようになる。



ポイント制度のおかげで、
社員の最低賃金と最高賃金の差を少なくしようとするため
社員の賃金格差の是正にもなるし、
非常に優秀なマネージメント能力やアイデアのある役員の、
一種のパートタイム労働化が広がり、
いろんな会社の役員を兼務するようになり、
雇用の流動化につながる。



社員の労働時間の改善や福利厚生の充実につながる。



それでこの制度をしっかり機能させ監督、監視する協会が

必要となるので、
天下りの役人の人にやってもらったらいいと思うんです。



ピラミッド型の官僚機構では、
どうしても天下りがでてしまうのであれば、
訳の分からない財団法人などを作って、
何をやってるか分からないよりは良いと思うんです。



既存の会社を何部に位置するのかなど、
難しい問題があって不可能だったり、
他にも問題がいろいろあるかもしれませんが、
思いついたので書いてみました。



みなさんは、どう思いますか?



堺市泉北のフランス料理店 カウンターフレンチ レストランマヴィ