我生何処来、 去而何処
我が生は何処より来たり
わたしの之、去って何処へ行くのか
良寛
「この生はいったいどこからきたのだろうか。
そして、どこへ去っていくのだろうか・・・。
独り、草庵の窓辺に寄って、
静かに思いを凝らして考えてみたよ。
考えても考えてもその始まりは分からないね。
まして況んやその終わりは分かるものではないよ。
この現在という今もまた同じように分かるものではないよ。
過去も現在も未来も移り変わるもので、みんな空なんだ。
その空の中にちょっとの間だけわたしが在るだけなんだね。
ましてやわたしに起こることに是非も善悪もあるものではない。
だからこの小さなわたしを受け容れて、
あるがまんまを、一瞬一生、遊悠と楽しむのがいちばん素直なことなんだよね」
恩師の年賀状の片隅に書かれてた
良寛さんの言葉
ちょっと調べてみたら
こんなこと教えてもらいました
