そろそろ皆さんのお手元にも
保険料控除証明書が
届き始めたのではないでしょうか
会社勤めの方であれば
年末調整のための資料、
個人事業主であれば
来年２～３月の確定申告で
使用するための資料ですね
これから半年後のために
保管しておくって、
なかなか珍しい書類ですよね
ｗ
ｗ
会社勤めの方であれば
毎月の給与から天引きという形で
納税が済んでいますので
（前払い・仮払いのイメージです
）
）
この保険料控除などを含めて
１年分の税金の計算をし直すと
払いすぎ（前払いし過ぎ）の状態となり、
多くの方が年末調整で
税金が返ってきます
それに対して、個人事業主の場合には
毎月の収入（売上）から
誰も天引きしてくれませんので、
年末調整もなく、ただただ
確定申告時に納税になるんですよね
ちなみに、個人事業主の中にも
天引きされる方がいらっしゃいます
税理士もその中の１人なのですが、
売上から約１０％の税金が
天引きされて、入金されるんですよね
↓この請求書の右下に
「源泉徴収税」とありますでしょ
最初から１０％は差し引かれて
その得意先から国に納税が
されるんですよね
（給与天引きと同じく、
前払い・仮払いのイメージです）
）ということは、
つまり、、
つまりは、、、
私の通帳には
売上の９０％しか
入金が無いんです
もちろん１０％部分は
税金の前払い・仮払いですので
来年３月の確定申告の時に
相殺することができますが
年の途中の資金繰りという
視点から考えてみると、常に
入金１０％減額って厳しいですよね
損益だけ見ていても
お金が足りないわけです・・・
でも、こういった制度があるからこそ
確定申告の時に
助かるのも事実なんですよね
こう考えると、一長一短な
源泉徴収制度（天引き制度）ですが、
もし天引き制度の無い
個人事業主
（例えば飲食店オーナー）で
３月に一括納税が厳しいのであれば、
定期積立など、強制的に天引きする
状態を作った方が良いかもしれません
まずは自分の置かれている
状況を知ることと、
そのうえでどう対策をしていくか・・・
天引きが強制されない方は、
是非一度、ご検討くださいませ
～おしまい～
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税理士・キャッシュフローコーチ
峠本正喜（たおもとまさき）
たおもと総合会計事務所
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