毎週：木曜日は
開業にあたっての体験談を
書いております
開業にあたっての体験談 Ｖｏｌ．８
東京の神田という街を
歩いておりましたら
こんな看板がありました・・・
さすが東京価格・・・なのかな
まず１時間が９００円という部分から
驚きですが・・・
この近くのパーキングは
最大料金の設定がありませんでしたので
知らなければもっと恐ろしいことに・・・
ちなみに、
ねぶた祭りで、一晩泊めて
６万５千円になったっていう
ニュースを思い出しました
広島も、カープの日には
高くなるパーキングがありますので
ご注意くださいね
さて、いきなり話が逸れましたが
冒頭の画像３,５００円という
数字だけを見て、
月々の支払い料金として
ほどよくＯＫ出してしまう
価格帯だなって思ってしまいました
開業すると色んな業者さんが
事務所にいらっしゃいます・・・
開業してこれから必要になるだろうし
他の税理士さんも使ってるし
月２,０００〜３,５００円程度だし
という勢いで
ついつい契約をしてしまう・・・
どうせ
塵も積もれば山となるって
言いたいんでしょ
大丈夫！
経費の一覧を見ても
そこまで契約は多くないでしょ
でも・・・
なんでこんなに
お金が減っていくんだろう
↑
これ、本当によくある相談です
私も開業したばかりの頃は
出金の多さに、通帳を見るのが
嫌になりました・・・
でも経費は予定通りなんですよね
なぜだと思いますか
ポイントは緑色で書いた
２つの違いです
出金と経費
この２つはイコールではないんです
例えば
借金
は返済しても経費にはなりません
車のローン
は支払いとは異なるスピードで
経費（減価償却費）になりますので、
税理士に依頼していなければ
決算まで月々の経費として
認識できていないケースが多いです
で、事業用に車を買って
月々の支払いが３万円ぐらいなら
大丈夫だろうと
銀行に行って６００万円借りたら
返済は７年でって言われたけど
まぁ大丈夫だろうと
６００万円➗７年（８４回）
≒７万円
この段階で、毎月の支払いって
１０万円を超えてるんですよね
年間で１２０万円の出金・・・
サラリーマンで年収５００万円の人は
税金と社会保険料を差し引いても
ザックリですが４００万円残ります
それなのに開業すると
例え５００万円の売上があっても
先ほどの１２０万円の出金があると
それだけで手元に３８０万円しか
残らないんですよね・・・
そこから仕入れがあったり
家賃があったり・・・
ようやく残った手取りから
生活費に充てるというね
もう本当にビジネスのお金の流れを
書くのは辛いです
でもこれが、避けて通れない
ビジネスのお金の話です
長文になってしまいましたので
この辺りで失礼しますが
通帳の残高が減るスピードが
異常という方は
早めにご相談ください
塵も積もればという以前に
出金の内容と向き合うことが
大切です
〜おしまい〜
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たおもと総合会計事務所
峠本正喜（たおもとまさき）
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