本日は月曜日ですので
社長からよくある質問について
書こうと思います
社長からよくある質問コーナー Vol. 2
社長
「経理を雇ったんだけど
何から教えれば良いの??」
税理士という職業柄、
経理担当の教育について
質問を受けることがあります
社長としては、
早く一人前になって欲しいから
効率的に教育したい!
という
お気持ちなのだと思います
毎日の取引の入力
給料計算
備品の購入
中小企業では
経理・人事・総務の仕事を
1人に任せるケースも
少なくないため、
「経理を採用!」と言っても
仕事内容は本当に
多岐にわたるんですよね
ですので、
何から教えれば良いの?
という悩みになるんですよね
このような時、私は
きちんと理由を説明したうえで
次の2つと答えています
①電話対応
②小口精算※
※小口精算(こぐちせいさん)とは
会社関係での飲み代や、駐車場代など
いったん個人で立替えている経費を
会社に支払ってもらう行為のことです
前述の「きちんと説明したうえで」
というのは
例えばこんな感じです ↓
「社長!
どんな業種からどんな電話が
かかってくるかを知るために
取引先の名前や
その取引先を、社内の誰が
担当しているかを覚えるために
まずは誰よりも早く
電話に出てもらっては
いかがですか??」
「社長!
経理・人事は孤立する
可能性のある部署です!
仕事で関わることがなくても、
できるだけ多くの従業員と
接する(交流する)ために
小口精算の窓口をしてもらったら
いかがですか?」
いかがでしょうか
電話対応は新人でもできるから!
小口精算は経理の仕事だから!
という指導をしてしまうと
何も考えずに淡々と
作業として終わってしまいます
もしかすると
嫌だな~と、後ろ向きな気持ちで
業務をしているかもしれません
だからこそ、
業務の意味付けをして
それを
言葉で伝えること
が大切だと考えています
というわけで、
まずは知る・覚える・接する
という視点から
電話対応と小口精算を
お願いしてみてはいかがでしょうか
それらの業務の意味を知ったうえで
入力や給料計算を学ぶ方が
理解するのも速いと考えています
~おしまい~
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たおもと総合会計事務所
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