火曜日の朝は
半年前に開業した
美容師のAさんと打合せ
そして偶然にも、午後からの
商工会議所の専門相談に
今月、開業したばかりの
エステティシャンのBさんが
いらっしゃいました
開業して何年も経っている
経営者から見れば
AさんもBさんも大差ないように
感じるかもしれませんが
この半年間の経験により
2人の間には大きな違いがあり
それが相談内容にも表れます
Bさんは本当にこれからなので
まだ実績はありません
だから相談内容も
「なんとなく不安」とか
「何をして良いのかわからない」という
漠然とした相談だったり、
逆に
「税の手続きについて知りたい!」
という具体的なものだったりします
それに対してAさんは
半年間の実績がありますので
質問がより実践的です ↓
「返済が始まってから
貯金が増えなくなった・・・毎月の
売上は高額なのになぜ?」とか
「今の売上でどれだけ
妻に渡して良いの?」とか
「ホットペッパーなどの
広告媒体を使った方が良いの?」とか・・・
Aさんの3つの質問のうち
最初の2つ「貯金」「妻」の質問は
お金の段階についてです ↓
売上は毎月〇十万円と高いけど、
経費はそこまで高くないので
利益は出る
でも返済があるので
貯金はそのぶん目減りする
さらに妻にお金を渡すと
事業用の通帳から
ドンドンお金が減っていく・・・
自分のお小遣いは
どこから出せばよいの???
損益(売上・利益)と財産(貯金)が
ごちゃごちゃになっている状態ですが
これが経営者の
素直な悩みだと思います
このAさんの質問について、
私はまず損益の解説をして
そこから財産(お金)の話をしますが
経営者と奥様が
それぞれの通帳に対して
どのようなイメージを
持っているのか??
という点に注意をしながら
ヒアリングをしています
それぞれの通帳というのは ↓
「家庭(奥様)の通帳」と
「個人(経営者)の通帳」と
「事業用の通帳」の3種類です
個人事業の場合には
どれも家族のお金です
同じなら、事業用の通帳に
お金を貯めたいと
経営者はそう考えます
でも、奥様はそれを
面白く感じていないかもしれません
同じ家族のお金なら
家庭の通帳に入れて欲しい・・・ってね
どっちが
正しいんでしょうか
家庭の通帳と
事業用の通帳と・・・
現時点での私の考えは
お二人の性格と
関係性によるかなと
奥様は節約するのが好き?とか
共働き?とか、そういう意味です
ふんわりとした回答で恐縮ですが
結局のところ、
経営者が押さえるべきポイントは
感情(相手を思いやる心)
なんだと考えています・・・
~おしまい~
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