3月末定年退職し、再任用・再就職もせず、無収入のニート生活が始まって3ヶ月が経過した。

今、3ヶ月を振り返ってみると、「ゆっくりと穏やかな日々が過ぎている」と感じると共に、思うことは「とても幸せだ!!」の一言に尽きる。

その理由をいくつかあげると・・・
自分が楽しいと思えることに、時間とお金を使えている。

自分の気持ちに正直に生きている。
自分を大切にできている。

 

 

・他人の目を気にしなくなったし、我慢しなくてよい。

・「こうあるべき」「~しなければならない」という呪縛から解放されている。

 

・ネガティブなことを言わなくなった。

・負の感情に時間を使う必要がなくなり、楽観、希望、わくわくなど、気分が明るくなった。

・やらなかった後悔がなくなり、やりたいことができている。  


今までは、

「悩んだら苦しい方を選ぶべき・・・」

「自己評価より他人の評価を気にすべき・・・」
「自分のためより社会や誰かのため・・・」

 

自分が本当にしたいことを我慢し、他人や組織や社会のために自分に嘘をついてしなければならないこともあった。

今は、

「悩んだら楽しそうな方を選び」

「他人がする・考えることなど気にせず」
「自分の一度しかない人生のため」

自分の気持ちを大切・正直にして、自由に生きている。

去る6月28日、福井県で過去に衆議院議員を4期務めた笹木竜三氏が急性心筋梗塞で65歳で死去した。
福井県の藤島高校~早稲田大学政治経済学部を卒業し、民主党政権下の菅直人内閣で文部科学副大臣を務めたエリートである。
驚いた。私と4歳しか違わないではないか。
私の職場の先輩方の中にも、70歳台で亡くなっている方が意外に多い。

「人生は短かく一度きり」
「金持ちになる必要も、偉くなる必要もない」
「他人を羨んだり妬む必要はない」
「人は人、自分は自分、自分を幸せにできるのは自分だけ」


老後は長いかもしれないが、意外とすぐに終えてしまうものなのかも知れない・・・と考えてしまう。

そうでないとしても、4月以降何度か旅行に行っているが、結構、体に負担がかかっていることが分かる。
足腰が痛くなり、痛みがなかなか取れないのだ。

娘には「死亡宣告でもされたの?」などと冷やかされるが、旅行も早くしないと、意外とすぐに行けなくなるかも知れない。

やりたいことを先延ばしにしてしまい、後悔することのないように「今を生きる!」

 

動けなくなった老後の心配をあれこれするより、「今」「やりたいこと」「楽しいこと」を大切に生活していきたい。

「自由」な今だからこそできることなのだ。

3ヶ月経った今、あらためてそう思っている。