トンテキ | くまま魔の食卓

くまま魔の食卓

我が家の食卓は、怖いよ

【メニュー】

トンテキ

ゴーヤのおかか和え

味噌汁

 

豚肉はマイタケと一緒に漬け込んでおくと柔らかくなります♪

マイタケも一緒に炒めて、ちょ~美味しい♪♪

 

 

 

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先日、母、妹、義姉、と一緒に女子会(?)してきました。

 

たまには良いよね~。

お父さん、お留守番しててね~。

 

と、出かけて、

お洒落なランチをして、

こだわりのキムチ屋さんと、

こだわりのはちみつ屋さんへ行って、

牧場併設のカフェに行って、

夕食の買い物をして帰ってきました。

 

その後、みんなはワンコのお散歩へ。

 

その間、私と母でのんびり♪

 

母は、認知症気味の父と毎日2人でストレスマックスなんだけども、

 

「こういう人生を選んだのは自分なんだから、

なんとか乗り越えようと思っている。」

 

と言っていました。

 

 

 

私たちが小さかった頃、

父は、家庭を顧みない人だったようです。

 

昔気質の人で、

男は仕事、女は家事。

と言う、絵に描いたような亭主関白。

 

確かに、朝、母が父のネクタイを締めてあげて、

靴下も履かせてあげて、

お見送りは、外に出て、父が見えなくなるまで手を振っていました。

 

家事はもちろん、育児も、母にまかせっきりで、

自分は職場の人とゴルフ、スキー、釣りなどと遊び歩き、

それを、男の甲斐性だと自慢していたそうです。

 

ちょびっとの家計代を母に渡し、母は本当に苦労してやりくりをしたそうです。

 

母が、何かちょっと不満を言うと、声を荒げ、時には手を上げる事もありました。

頻繁ではなかったけど、私も覚えていて、父に反抗すると殺される、と思っていました。

 

だから、母は、いつも父の機嫌を取っていて、

お父さんに怒られるから良い子にしていなさい。

としつけられました。

 

 

それでも私は、それが普通だと思っていたし、

特に反抗することも無く育ちました。

 

父も母も厳しかったけど、嫌いじゃなかったし、立派に育ててくれて感謝しています。

 

 

 

母が父に対してきつい態度を取るようになったのは、

私たちが巣立ってから。

 

父もだんだん丸くなってきたのを見計らって(嫌な言い方だけども…)

母の言葉がきつくなり、まるで今までの仕返しをしているみたい(涙

 

 

母は、自分でもそれを分かっていて、

そんな意地悪な自分が嫌だと思っているけど、どうしても父に優しくできないと言います。

 

 

そして、父が認知症だと診断されて、

 

気持ちを変えなくちゃいけない。

 

「自分が選んだ人生なんだから、文句言っちゃいけない。

何とか乗り越えなくちゃ。」

 

と多分、そう思わないと耐えられないから、自分に言い聞かせているんだと思います。

 

 

今までさんざん苦労して私たちを育ててくれて、

本当ならば、のんびり楽しい老後を送れるはずなのに…

 

母の強がりの言葉が、逆に悲しくなってしまって…。

 

 

最近、ネットで漫画をちょいちょい読むようになったんだけども、

夫婦のモラハラとか、離婚するしない、とか、

カウンセリラーの体験談とか、

なんかめちゃくちゃ興味深々で読んでしまう。

 

でも、なるほど!っ事が多くて、

母の話を上手に聞いてあげる事で、気持ちが楽になったりするんじゃないかと思ったりしています。