どんなに仕事熱心な人間であっても、上司からの仕事の依頼や、もしくは取引先やお客様からの要望を、常に受け入れることができるわけではありません。家庭の事情や体調不良、または、プライベートでどうしても外せない用件ができることもあります。そういうときには、それらを上手に断る必要があります。
でも、断るといっても、「できません」というだけでは相手によくない印象を与えるだけで終わってしまいます。
「やる気はないのか?」とツッコまれてしまうかもしれません。
そこで、上手な断り方の5つのステップを紹介します。
こういうふうに上手に断ることができれば、自分に対する相手の印象を損ねることなく、要求を断ることができます。
誠意を持って断れば、相手も気を悪くすることはないのです。
●上手な断り方の5つのステップ
①希望に添えないことに対するお詫び
たとえ相手側からの唐突な誘いなどであったとしても、まずは儀礼的にお詫びをします。
(申し訳ございません)
②理由の説明
なぜできないのかを簡潔に説明します。プライベートな事情であれば、あまり細かく説明する必要はありません。
③代案の提示
ただ断るだけでは、悪い印象を与えます。できるだけ、「○○ならできます」という代案を提示するようにしましょう。
④相手の意向の確認
代案に対する相手の意向を確認します。
⑤再度のお詫び
最後に、もう一度相手の希望に添えないことに対するお詫びをつけ加えます。