職場でのコミュニケーションをメールだけで済まそうとする人が増えているという話をよく聞きます。
隣りに座っている同僚にさえメールのみで連絡するなんていう、上司世代の人にはちょっと信じられない行動をする人もいるようです。
日常のちょっとした報告などなら、記録が残るという利点もありますから、まだ大きな問題にはならないかもしれませんが、トラブルが発生したときの上司への相談や、重要な案件までメールだけで済まそうとするのは、まったくのマナー違反です。
ビジネスはひとりではできません。組織の一員として、同僚との協力があって初めて成り立つものです。
そういう周囲との信頼関係は、やはり声を掛け合い、実際に顔を会わせてこそできるもの。
メールだけでは、細かいニュアンスを周囲が把握できませんし、なにより、つき合いづらい人と思われてしまいます。
●メールのメリットと直接会うメリットを使い分けよう
<メールのメリット>
・記録が残る
・お互いに、都合のよいときに見られる
・速い
・離れていても連絡が取れる
など
<直接会うメリット>
・細かいニュアンスまで伝えられる
・信頼関係を築ける
・相手の人物像までわかる
など
●バランスを大切に!