新入社員のうちは、ひとつの仕事を確実に仕上げることに重点がおかれますが、そのうちに仕事が3つ、4つ、それ以上と重なってやってくるようになります。
そんなとき、「時間内にこんなにたくさんの仕事が終わるわけない!」と文句をいっているようでは、まだまだ学生気分が抜けていません。
社会人には、求められている仕事をどんな順番と時間配分でこなしていくか計画立て、迅速に処理していく「段取り力」が必須だからです。
「段取り」をつけるために役立つのが、下の「緊急度と重要度のマトリクス」です。
これを使って、「重要かつ急ぐもの」→「急ぐけどあまり重要でないもの」→「そんなに急がないけど重要なもの」→「急がないし重要でもないもの」の4種類に仕事を分類して、仕事の性質を考えながら的確にさばいていきましょう。
重要度・緊急度の低い第4領域の仕事は、当然、捨てていくべきところです。
すべての仕事は、緊急度と重要度の2つの軸によって、4つの領域にわけることができます。
第1領域から第4領域まで、順に仕事を進めましょう。
第4領域の仕事は、切り捨てたり、他の人に振ってしまうのも手です。