残業や休日出勤を、かたくなに拒む若い人が増えているそうです。
でも、それでは、これからのビジネスライフで周囲とうまくやっていくのは難しいでしょう。
誰だって、会社に残って夜遅くまで仕事をするのはイヤなものです。
できれば避けたいのは当然のこと。
上司だって、本当は早く帰りたいし、帰らせたいはずです。
でも、だったらなぜ残業を頼まれるのか?
その理由は、その仕事が必要だからです。
与えられた仕事は、「この日まで」と決められた日時までに、キチンとした形でやり遂げるのが大人の仕事。
定時まで仕事をして、それでもその仕事を完遂できないのであれば、残業や休日出勤をしてでもやるのは、当然のなりゆきでしょう。
もし残業がイヤなら、要領よく、手っ取り早く仕事を進める方法を考えるとか、上司に相談してサポートをつけてもらうとか、そこに至るまでに何かしらの方法があるはずです。早く終わらせる努力も、周囲を巻き込むこともしないで、しかも残業もしない。
それで仕事を終えられなかったら、信用はなくなっていくばかりです。
終業間際に急に発生した仕事に対しては、下の例のように上司の指示を仰ぐとよいでしょう。
詳しくも聞かないで「イヤです」とばかりいっていると、次第に仕事は与えられなくなります。
でも、何でも「やります」と答えては自分が苦しい。
バランスが大切なところです。
●急に残業を求められたときには…
・いま、○○の件を進めているところですが、どちらを優先しますか?
・いつまでに必要でしょうか?明日でもかまいませんか?
・今日は無理ですが、明日の○時までにならできます。
それでよろしいですか?