厳しい状況の中での就活を経験しているためか、新卒者の社会や会社についての知識は驚くほど豊かになり、仕事への意気込みも高くなっているようです。
ですが、時間に関する感覚の甘さやコミュニケーション不足、自分勝手な判断など、基本的なルールやマナーを逸脱した非常識な行動は全く減っていません。
困ったものです。
バブル期のように会社に余裕があった頃、社会人としての基本は会社が教えてくれました。
<イラスト・藍原真由>
しかし、ご存じのように、今は会社自体が大変厳しい状況に置かれています。
会社や上司が教えてくれるまで待っていればいいという甘い態度は、もはや通用しません。
そこで大切なのは基本です。基本を押さえれば、今後、たとえ初めて遭遇するような場面でも、迷わず状況に応じた的確な応対が取れるはずです。
マナーは考えて行動するものではありません。反射神経として、すっと行動できるレベルになってほしいのです。
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「マナーの極意」は今回が最終回ですが、みなさんのマナーの実践は、これからが本番です。