【問題】
応接室に案内された時、どの席に座るのが正しいでしょうか。
①一人なので一人掛けの席
②三人掛けの入り口に近い席
③三人掛けの真ん中
【答え】
「席次」という言葉になじみがない人でも、「上座/下座(上席/末席)」は聞いたことはありますね。席次に迷うことは多々ありますが、「入り口から一番遠い席が上座」と覚えておけばOKです。 <イラスト・藍原真由>
そして、長いすは客席、一人掛けは対応側の席。就活生のみなさんが座るのは下座なので、答えは②です。
基本的に、就職活動の場面では席次を意識する必要はないでしょう。
面接などでは、面接官は既に席に着いており、自分が後から部屋に入って座る席に案内されるため、席次を間違うことはまずありません。
とはいえ、OB訪問などで社内に案内された場合には、席次の知識が必要になります。
インターンへの参加もあるでしょうから、ざっと説明しておきます。
「入り口から一番遠い席が上座」という基本は、応接室以外でも同じです。
日本間なら床の間を背にした席が上座。逆に、部屋を借り切った宴会で、幹事が座る入り口近くは下座です。
エレベーターでは中央より奥が上座、操作盤や入り口付近は下座。
タクシーは、運転席の真後ろが上座で助手席が下座です。
新幹線や飛行機は、進行方向窓側が上席になります。
