【問題】
正しいのはどちらでしょう。
①面接では客観的に話すため、
感情を出さずに無表情でいるの
がいい。
②面接官の話に興味を持ったら、
時には体を前に乗り出して表現
してもいい。
【答え】
前回取り上げた会話のマナーと同様に、基本は相手に対して関心を示すこと。 <イラスト・藍原真由>
正しいのは②です。
面接官との話が弾んだのに落されてしまった。こんな話はよく聞きます。
会話の内容だけでなく、身ぶりや態度、ボディーランゲージなどの視覚的情報も判断材料とされるのです。
話すことに集中するあまり、無意識に面接官を無視していてはマイナスです。
就活で注意したいボディーランゲージをいくつか紹介しましょう。
①『腕組みをする』
「熟考している」というサインですが、相手を威圧する拒絶姿勢にもなります。
②『よそ見をする』
「興味がありません」という無視の姿勢です。
③『時計をチラチラ見る』
「話を中断したい」というサインです。
④『体を乗り出す』
「興味・関心があります」という姿勢です。
これらのサインは、相手にも起こりうるものです。
面接官が時計をチラチラ見たら話を素早くまとめる、よそ見をしていたら話の展開をガラッと変えるなど、ボディーランゲージから相手の感情を読み取って対応できればベストです。
