ちょっと寂しいくらいがちょうどいい | あたし毎日眠いんだけど・・・

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バツ2で3度目の結婚を満喫している専業主婦♬
楽しい半ヒキコモリ生活の中での自分の心の動きに向き合いつつ、
日常の小さな出来事をたまに真面目に、基本的にはゆるく書いているブログです。

今日は、人生で一番恋焦がれた人の夢をみた。

高校の時に付き合っていた人。

こんなに、好きでいることが苦しかった人は彼だけだ。

今は、自分のその気持ちに対するコントロールを手放しつつあるし、

幸せな結婚生活を送っているのに、そんな想いを持ち続けてるなんて、

っていう罪悪感も、でもしょうがないないじゃんていう開き直りのような気持ちも、

すべて自分の中に‟在る”ものとして認めていて。

そのうえで、今はなんとなく切ない気持ちを感じている。

 

 

15年ぐらい前、

「ちょっと寂しいくらいがちょうどいいんだ。」

彼が言った。

私たちは、ずっとダブル不倫だった。

1年に2,3回しか会わなかったけど、

こっちの人生もあったかもね、とお互いに現実逃避をするような時間だった。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと前に、ちょっとだけ不幸のスパイスはもういらないって書いたけど、

それを経ての、また違った感覚な今日。

現在進行形ではないけど、低温やけどのように治るまで時間がかかる傷のような、

結局色素沈着になっていつまでも残るような、

その部分を見るたびに、低温やけどをしたことやその鈍い痛みやヒリヒリを思い出す

ことに似ていると思った。

 

 

 

 

 

 

 

彼はいつも気持ちを抽象的に表現する人だった。

それが理解できなくて、できない自分を責める時期もあった。

今なら、「は?わかんない。はっきり言ってよ!」って言えるだろうけど(笑)

だからほとんどの言葉は忘れてしまったけど、

この言葉だけはなぜかずっと覚えてる。

「ちょっと寂しいくらいがちょうどいいんだ。」

夏の暑い日、会った数日後に送られてきたメール。

当時の旦那と一緒に過ごすリビングでその言葉を受け取った。

それからずっと、この言葉だけはいつも私のそばにいた。

 

 

 

 

 

 

 

今日の青空も、彼に繋がっている。

同じ空の下にいる。

私と同じようにたまに思い出している日もあるかもしれないし、

全然ないかもしれない。

それでも、人を想うっていう経験を、私は彼からもらい続けている。

 

 

 

 

さて、今日もゆったりと生きよう。

自分の心に寄り添って。